アジアを回る・日本を回る

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飲茶はとっても難しい

2008-08-13 11:33:38 | 2008年8月香港・マカオ一人旅
初日の朝ごはんは飲茶と決めていた。
香港に来たのだから、まずはこれでしょう。
入ったのは中環駅近くの『陸羽茶室』と言う老舗の飲茶店。 
初めての場所の地図読みで迷ってしまって、駅から10分ほどで行ける所を1時間くらいかかって汗だくで到着した。
お腹を空かすのにはよかったかな。

最低限の飲茶マナーは調べておいた。
1) 湯呑みをお茶で洗う
2) テーブルをコンコンと叩くのがお礼の合図
3) 注文は「ワゴンから直接頼む」か「テーブルの注文書に書く」の2パターンある
4) お勘定はテーブルで「マイダン」

ところが………
テーブルに案内されてお茶を置かれる。
周りの客人が箸で湯呑みを濯いでいるのを見て、見真似でやってみようとした。
でも、箸が長くて滑りやすいから早々と諦めた。

お茶のお代わりを注いでもらった。
コンコンとテーブルを叩く絶好のチャンスだったのに…
「Thank you」と言ってしまった。

この店は駅弁売りのような格好のおばさんから蒸篭の中を見せてもらって注文する店。
テーブルの周辺には男性店員がいて「さぁ、売り子が来ました。注文して」とせっつく。
せっつかれると落ち着かないから何が食べたいのか自分でも解らなくなってしまった。
結局、おばさん2人を「要らない」とやり過ごし、もう断れんだろうということで次の2つを頼んだ。

情けない自分が時系列で並ぶ

形から入ろうとして緊張してしまった様だ。
味わうと言うには程遠く、美味なはずの食材が喉を擦っていった。
最後に出来たのは「マイダン」くらい・・・

店員が持ってきたレシートには89.10HK$。
100HK$を出したらお釣りは5HK$だった。
写真も撮らせてもらったしサービス料くらい払わねば。

飲茶そのものはB級グルメで間違いないと思っているが、老舗を選んだのは私のミス。
最初はもう少し庶民的なお店にしておけばよかった。
飲茶はとっても難しい。


陸羽茶室


長くて滑る箸で湯呑みを洗うのは至難の業?


きっと美味しいのだろう…


駅弁おばさん