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香港のB級グルメを食す その2 焼味飯

2008-08-26 15:16:45 | 2008年8月香港・マカオ一人旅
仔豚、ガチョウ、家鴨などをローストしてご飯に乗せたものを焼味飯(シュウ・メイ・ファン)という。
ローストした肉から滴る肉汁とタレで味付けされたご飯。
想像しただけで口中に唾液が溢れてきそうだ。
人は何故これを‘B級’などと蔑むのだろう。

スターフェリーで九龍半島尖沙咀に上陸して、本日2軒目のB級グルメの店を探す。
目的のお店は、るるぶに載ってた「廣東燒味餐廳」というお店。
地元の人もよく通う焼味飯の専門店なので、混雑時間はずらしたけれど相席だった。

注文はるるぶの写真を見せて「これをくれ」といつもの調子でやった。
「OK」で済むと思ったのだが店員が何やら聞いてくる。
広東語はさっぱり解らないから「とにかくこれをくれ」とやっていたら…
見かねたのか、相席のご婦人が英語で通訳してくれた。
普通のおばさんなんだけど…とても優しいおばさんだった。

以下傍から見れば奇妙な三角交渉を再現します。
店員→(広東語)→おばさん→(英語)→私「乗せる具は何にするか?」
私→(英)→おばさん→(広)→店員「鵞鳥を頼む」「値段は26HK$か?」
店員→(広)→おばさん→(英)→私「48HK$だよ。26HK$のは皿とどんぶりがセパレーツ。それでよいか?」
私→(英)→店員「OK!」

だけど、皿とご飯がセパレートだと何故安くなるの???
おそらく私が理解できなかっただけで、肉がただの鶏だったのでは?
いろいろ疑問は残ったが何はともあれ食すことが出来た。

茶碗いっぱいに盛られたインディカ米はサラッとしてそれ自体に味はない。
でも、これがローストした肉や甘辛いタレと相性がよいのだ。
普段ならこんなテンコ盛りのご飯は食べきれないけれど、この日は完食。
鵞鳥のつもりで食べてたけれど、普通の鶏だったかもしれないな。
それでも十分美味しかった。

ちなみにビールも頼んだのだ。
もちろん通訳おばさん経由で。
おばさんは値段も聞いてくれて10HK$と教えてもらった。
でも、伝票は20HK$になっていた。
いわゆる外人価格に訂正された?ってやつかな。
おばさんは店員に「コップくらい持ってきてやれよ」とも言ってくれたようだ。
親切な人。


「廣東燒味餐廳」


ご飯とおかずが分離した?燒鵝飯??  実際は鵞鳥でないかもしれない。


帰国前に空港内で焼味飯を食べた。
米が少し硬めだったが、これもいけたよ。