
このヒンドゥー教の最高神の一人が‘創造と破壊’の神 シヴァ 。
ネパールにはシヴァ神を祀った寺院が多い。
ちなみに、シヴァ神の乗り物は牛で「ナンディン」と言い、
シヴァ神の子供は象の化身で「ガネーシャ」と言う。
だからヒンドゥーの世界では牛と象は神格化されている。



ネパールには珍しい五重塔を持っている。
入り口にはナンディン像が祀られ、その横ではお供えの花などの屋台が並ぶ。




下の受け皿様の物は女性器を表し、乗っている円筒状の物が男根の象徴だそうだ。
そこに赤い粉を塗るのがネパリのお参りのようでお世辞にも綺麗には見えないな。




クンベシュワル寺院の水はゴサインクンドから引いてきたと言われており、
この水で身体を清めると聖地を巡礼したのと同じ効果があると信じられている。





確かに境内には水を溜めた場所があり、雨の中を子供たちが泳いでいた。
ただし、水は泥水でゴミも浮いている。
見物している人たちもいたけど、これが聖なる水かなぁ。




こちらはきれいに整備されていて、真ん中にはシヴァリンガが祀られている。
身体を清める人もいたので、聖なる水場は間違いなさそうだ。
でも、よく見ると水場で身を清めるだけでなく、服を洗っている人もいた。
聖なる水とは、敬虔で特別な物というのではなく、庶民の暮らしに直結しているのだ。


