ネガティブと共に生きれなかった

私の『近所の老人の弔問を断ったホームページURLを載せている紹介ブログ』です。後日談や補足的説明なものを綴っていきます。

たまには息抜き話でもしますね。

2024-04-18 08:36:39 | 私のHP
こんばんは、ゆみつぐです。
今日はいつもネガティブな話ばかりなので、息抜き話でもしますね。

皆さんは私が、嫌いな園芸オバサンのことをよく観察しているなとお思いでしょう。
まずそうなる理由のひとつは、嫌でも声や音波みたいな耳に伝わる振動が勝手に窓を閉めていても入って来て、外に居るのがわかるのと、
うちが猫を飼っているので簾をしていても、猫のため障子は閉めていないので窓から丸見えなんです。

このオバサンをうざく思い始めた頃は、『見たくもないなら見えないようにしておくのが賢い』と障子を閉めようと思ったこともありますが、よくよく考えればこんな人の為にそこまでこちらが閉じ込もる必要はないと思ったので、障子はしないでいます。なので園芸オバサンの家にやってくる近所の人は良く見えるのです。

先日火曜日も近所の人達がやって来てました。私が家に居る時だけでもけっこう来訪者が多いので、普段私の居ない時にはもっとこのオバサンの家に来ていることでしょう。

この日も何やらあの声でない超音波がすると思って私が窓の外を見た時は、園芸オバサン宅の玄関ドア前に、近所のオバサンが二人。
一人は園芸オバサン宅から見える家の人で、一時間以上は園芸オバサンとしゃべる親友のようで、昔から特徴的な帽子をかぶっている(へんなものと言う事ではありません)ので『特徴的帽子オバサン』と呼びましょうか。

もう一人はその人の近所友達(園芸オバサン宅から見えない家の人、けっこうこの状況が大事なことに気が付きました)、同じ住宅街だから昔から園芸オバサンも知っている関係。
この人の家の前には園芸オバサンと同じ桜草の花を植えているので、もしかしたら園芸オバサンにその桜草をもらったのかなと疑っていた人。面白い事にこの日桜草色の派手な春物のセーターを着ていたので、その人は『桜草オバサン』とでも呼びましょう。

園芸オバサンの玄関前で、
その桜草オバサンが、園芸オバサンに大量なの何やら両手で植物をもらっていました。
どうも『特徴的帽子オバサン』は、園芸オバサンと親しいので『桜草オバサン』を園芸オバサン宅に連れて来たみたいです。園芸オバサンが、『桜草オバサン』の欲しいものを持っていることを教えたかのように。

素敵な近所付き合いですね。ここまでだと。

ただ園芸オバサンにお礼を言っている『桜草オバサン』を置いて、『特徴的帽子オバサン』はさっさと自分の家に戻って行きました。まぁ、園芸オバサンに捕まったら一人でずっとしゃべりまくりますし。
人柱をさっさと置いて去るのが賢明です。

桜草オバサンは、もらったことに大きな声でシンプルにお礼を言いつつ、園オバサン宅から早く離れようとしているのが、家の方へ体が向こうとしているのでわかります。

そもそも園芸オバサンが好きでやっている趣味の園芸ではなく、また人との交流を持つためでもなく、ただ何かしてあげて恩を売るための物なので、
あげた植物の説明をしようと必死に食い止めようとして、玄関前の数段の階段を降り、家の前まで出て話し掛けますが、桜草オバサンは『もらったらもう用なし』とばかりのその場を去りたい態度を晒しまくって、さっさとこれ以上会話が続かないよう当たり障りないお礼を繰り返してとっとと去って行きました。
そこでもし、物をもらったお礼にばかりお世辞でも園芸オバサン宅前のプランターや鉢植えを褒めようなら、この人の長話に付き合わされます。とんでもない長話になることを、特徴的オバサンに教えてもらったからかそれともこれまでの長い住宅街付き合いや他の人の話からわかりませんが、知っていたのでしょう。
園芸オバサンの話に付き合うと長くなることは、この人も百も承知のようです。

以上で終わりと思われるでしょうが、園芸オバサンはあげた恩は自ら回収せねばと思ったのでしょう。
少しして家から出てきて、自分の家の前の植物に水を上げるついでに、特徴的帽子オバサンの家のほうを確認してすぐに家に入っていきました。どうやら
特徴的帽子オバサンは外にはおらず家に入ったみたいです。

園芸オバサン的には想像して、特徴的帽子オバサンと桜草オバサンがあの後まだ立ち話でもしていて、それに加わろうしたのでしょう。
しかし特徴的帽子オバサンは家に入ってしまったようでした。一枚上手とはこのことでしょう。

少しした後、私は出掛けた時には確かに『特徴的帽子オバサンと桜草オバサン』は外に居なかったです。
ただですね、『特徴的帽子オバサン』はなんと、一般的な手押し台車にブロック(灰色のやつ)をひとつかふたつ載せたまま、 作業途中で道路に放置していたのでした。ちょっとありえない光景です。
きっとそれは『特徴的帽子オバサン』、園芸オバサンの次の行動を見抜いていて、園芸オバサンのやってきて長話に捕まらないよう家の中に避難したようでした。

賢明な二人。姿を消して大正解です。

もし捕まって話し相手になれば、この人の長い話はいずれ自分の一族の話になりますからね。こんな姪がいるやら姪の子がいるやらなんやらさらにその子のエピソードとか。うちの母もさんざん聞かされました。

『特徴的帽子オバサン』も以前、園芸オバサンが姪に教えてもらった何度も使えるストローの話を聞かされてましたよ。
園芸オバサンは、その時の会話をそのまま再現するタイプの話し方で、姪の話し方・口調を真似て芝居のように見せます。“『それ、何回も使えるの?』って聞いたら、『そうなの、おばちゃん、こうやって~”みたいに会話を再現します。
その時は私は『どれだけ“使い回しができるストロー”の話でどれだけ長く使い回ししているの?』と呆れたものです。これが外から聞こえてくるのですよ。

『うちの姪に、使い回しのストローのこと教えてもらって』くらいで済む話が…、『前に実家(園芸オバサンの育った田舎)で親族が集まったお盆か何かで集まった等のエピソードを引き散らかして、まどろっこしさは私のブログ級ですね。

⦅前も別の園芸つながりの近所のオバサンが園芸オバサンの話に付き合わされたようで、
聞こえてきた言葉が(この家は私の家より少し遠いはずなのですが、園芸オバサンの大きな声に合わせて自分も大きな声になったのでしょうね。)、
『それは賑やかでいいですね』で、なんかまた一族の話でもしているのかと勘繰りました。⦆

改めて出てきたのにはもう誰もいなかったには思わず、私笑いました。
そもそもそんな時間には園芸オバサンはいつも植物に水を上げてないので、不自然でした。
水を上げるフリ(実際には水を上げていますが)をして(この人の場合それはは『口実・言い訳』ですかね。)、話の輪に加わりに外に出たのが丸わかりでした。

『してあげたことを恩になる』と園芸オバサンは思ってもいいですが、そんな風にすぐに回収しようとするところがなんだかですね。
さっきさっさとうまい具合に去られたのですから、園芸オバサンは追ってはいけないでしょう。

すごい長文になり、息抜きって感じでなくてすみません。

私は園芸オバサンの、その場の会話を再現する話し方をずっと『直接話法』と呼んでいました。でも『再現VTR風』って呼び方もいいなって今回思いました。
いつも自分が主役な人なんです。それがただの性格ならまだしも、自分は公的でないけれどそれなりの立場にある存在と思ってのおごりがそんな感じにさせるようです。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。