破戒僧 黒蓮 人情釣り道楽

日々の出来事や 仏教説話 釣りの記事を書きなぐっております
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離島の家族に驚いたΣ( ̄□ ̄|||)

2024年07月12日 15時29分13秒 | 日記

いやぁ 今日は少しは過ごしやすい気温だった・・助かったなぁ 今日は外出が多かったのでねぇ
ガンガン照りなら辛いしなぁ‥^^; 梅雨の末期 熊本では大した被害も無くて良かったけど・・
他県では道路陥没や、がけ崩れ、床下床上浸水などあってるみたいですねぇ・・松山では亡くなられた方もいらっしゃるようで
自然災害って一度に複数の犠牲者を出すから怖いっすよねぇ>_<
どうにか夏休み直前には梅雨も明けるようだけど その後しばらくは、クマゼミの大合唱にお付き合いせねばだしねえ^^;
大合唱と言えば 今朝は早くから隣の中学校で吹奏楽部の練習が行われてねぇ朝の7時くらいから始まってぇ
ラッパの音やらでこれまたうるさくてねぇ 体育館で練習してたみたいだけど 我が家は体育館に殆どピッタリとくっついた状態なので
これがまたうるさくてねぇ・・ 早朝からイライラしてしまいましたわー(--;)

さて今日は、思い出した事があったので書いてみようっと
まぁのどかな話とも言えるのだが そりゃちょっと危ないんじゃ? て感じのお話を一つ・・
今から25年ほど前に私は一泊の予定で鹿児島県は甑島の長浜と言いう所に向かっていた
甑島の中でもこの長浜って場所は港は大きい方だけど 釣り場(瀬)が少ないのであまり釣り人も行かない所であった
まぁ磯が有っても一帯が浅くなっていてあまり釣れないからなのだ^^;
そこで私は、人がいかない所ならいいなぁ 何処か開拓して良いところを見付けようと思って暫く通ってみることにした。
秘密の穴場ってやつを見付けなきゃなぁ そんな気持ちで胸がいっぱいであった。

初日は港から1km位離れた大きな瀬に上礁した まぁこれならどんなに時化ても大丈夫だとも言える大きな瀬だった
丁度、鹿島港と長浜港の中間あたりに位置するところにあった。
私は長浜港にある民宿に予約を入れておりそこの主人から瀬渡しもしてもらったのだが・・
船を見て驚いたΣ( ̄□ ̄|||) なんとぉ まっこと小さな伝馬船みたいな船でホースヘッドも何もなくてねぇ
こんなので大丈夫だろうかと思ってポカンと口が開いたままだった^^;
瀬着けの時は何とぉ船を瀬に横付けして上礁したのでした(かなり怖かったよぉ)( ;∀;)
確か瀬の名前は「ミタレ」とか「男瀬」とかあ、あと二つくらい呼び名があった様で・・
見た目とは裏腹に可成りの水深があって石鯛釣りには格好の足元から垂直に切り立った瀬でした
赤貝の餌をつけてその日は2枚ほどの小型の石鯛を上げましたが何せ餌取が多くて・・やっぱりウニかガンガゼ持ってこなきゃだな
そう思って竿を納めて瀬をぐるりと見て廻りました まぁ釣れるような場所は二か所しかありませんでしたが
何となく魅力的な瀬でした^^
そうこう、しながら、迎えの船を待っていると 約束の時間になっても船の姿も音もしません・・
まぁこの辺の人達は約束の時間なんてこのくらいのものだろうなと一人で笑っていたら
何やら右の方の島影から例の伝馬船よろしくって感じの船が船外機の音を響かせながら近づいてきました
がっ? しかし操舵しているのは宿の御主人ではありませんでした。
なんだぁ違う船だったかぁ(--;) そう思いながらその船を見てみると どう見ても子供が操舵しているように見えて^^;
それも小さな女の子を一人乗せているようでしてぇ・・
私はまさか、そんなことはありえんだろう と思って船を見ていたらやっぱり子供だとハッキリわかりました
だってぇ その船が私がいる瀬に近づいてきたからハッキリ子供だと認識できたのでーす(@@(//
近づいてきたと思ったら「おじさん 迎えにきたとよ」と言うではないかΣ( ̄□ ̄|||)
私は、一瞬、顔色を無くしたけど まぁここまで操舵してきたのだから大丈夫じゃろうと覚悟を決めて
乗船しました。「僕は、何年生かぁ?」と尋ねたら「おいは、六年生 いもつ(妹)は一年生」と言うではないか
私は呆気に取られて言葉を失っていた いつも船に乗っているとかと訊けば「よく乗っ取るよミズイカば釣るけんねえ」
真顔でそう答えるのである 勿論、無免許なんだが どうもこの辺の人達にはそれが当たり前で罪の意識は全く無いらしい^^;
そのうちに港に着く前に 浅瀬の近くで船をイキナリ止めたので 「どうした 何かあったか?」と訊いたら
「おじさん 焼酎ば飲むとだろう?」と訊くので「うん、ビールと焼酎は毎日飲んどるぞ」と答えた
「そんならちょっと待っといてなぁ」そう言ってワリビシがついたイカ釣り用のスッテを船倉から出してテグスを海中へ下ろした
「焼酎のつまみにミズイカば釣ってやるけん ちょこっと待っときなっせ」
そう言って釣り始めたのだがぁ 驚いたことに一年生の女の子までがオカッパ頭を振りながら 「うちも釣ろう!」と言って
もう一組仕掛けをだして 此れも大人顔負けの仕草で釣りだしたのである
私は、可笑しさと 可愛らしさと 怖いって感情が入り混じって何だか変な気持ちだった
20分くらい経ってから1っ匹、妹が1kg弱のミズイカを掛けたので私と交代して釣り上げて、さっさと止めて港に帰ったのであります
どうやら宿の御主人は他の仕事で手が離せなかったらしくて息子達に迎えに行かせたとか( ´艸`) 
あまりにも平然と当たり前のようにして言われたので 何だかこの島全体がそういう雰囲気でいいのだろうなと思った^^;
まぁなんとのどかと言うかぁ 危なっかしいと言うかぁ 何でもお構いなしって感じの島の人達に感じ入った日でもありました
後でわかったのだがミズイカはご主人が焼酎の肴に帰りに釣ってこいって言ってたそうで^^;(釣れなかったらどうすんだぁ笑)

PS この甑島では、40年以上前までは犯罪も全く無くて 島にある車なんて 勝手にどこでも停めてあったし
鍵もつけっぱなしだったような・・^^;(信号は村に一個だけしかなかった)
私の釣り具を宿へ運ぼうとしたときに、「ここに置いとけばいい どうせまた明日船に積み込むんだから」そういって
港の船着きの所に簡単に置きっぱなしにしていくのだ おどろきましたよー
オマケに港に停めてあった他人の車を「おお○○の車があった これに乗って帰ろう」そう言って私を宿まで乗せて帰ったこともあるのだ
話を聞いてみれば 誰もが勝手に人の車に乗ったりしてるとか・・驚くべき島だと思った^^;

まぁ今から随分と前ののどかな時代の離島でのお話でした。
と言う所で今夜はこの辺で終わりますねぇ 明日から連休に入りますが やはり予想してた通り
海の日は、梅雨末期でしたねぇ( ;∀;) それでは連休中 大雨の気を付けてユックリと休んでくださいねぇ
おやすみなさ~い^0^/zzz

「カンモンハタ」今までに殆どのハタ種は釣ったことがあるが
此奴は未だ一度も目にしたことは無い 見た事が無いのだ^^;
一体、どの辺に居るんだろう?ハタの割には口が小さい様な気がするのだが^^;