破戒僧 黒蓮 人情釣り道楽

日々の出来事や 仏教説話 釣りの記事を書きなぐっております
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山形県は大変ですなぁ(--;)

2024年07月25日 18時08分38秒 | 日記

山が県は未だ梅雨は明けてなかったのかなぁ? 此れって梅雨末期の大雨だったのかなぁ?

いずれにしても気の毒な事だなぁ お年寄りはこの先暫くは思う様に生活できないだろうしねぇ

家屋の流失が出てこなければ幸いだけどねぇ(ーー;)

遠く離れてるから お見舞いを申し上げるくらいしかできないけども 何とか頑張て下さいねぇ

熊本も今日は竜巻注意報とかでて午後から一瞬空が真っ黒になったりして不気味でしたけど

竜巻は発生することなくて良かったです^^; 助かったぁ^-^

 

さあて、今日は、ひとつ私と長男と二人で釣行した時の事を書いてみようかと・・・

まだ、長男が小学生のころでした。天草の崎津という港に「ダゴチヌ」という釣り方でチヌ釣りに行った時の事です

真珠棚に木製の小さな船が繋いであって、その船に飛び移って普通の筏竿よりももっと繊細で細く短く作ってある竿なんだけどぉ

それにサルカンとハリス ガンダマ 針を括っただけの超簡単シンプルな仕掛けです

小さなまーるいお団子を手の平で作ってその中央にオキアミ等の餌を指してギュッと固めてボトムまで沈めて

穂先をギュ~ンと曲がるまで負荷をかけて書いてのダンゴが割れるのを待ってチヌを狙うわけですが・・

その日は夜明けと同時に「西田さん」というかなりお年を召された船頭さんに渡してもらいました

勿論繋いである小舟も西田さんのものでありましたがねえ・・

まぁこの崎津と言う湾はダゴチヌでは県内一の知名度が有りまして よく釣れたんだけど・・

その日に限ってな~んにもアタリが無くてえ(T0T) 息子と二人で根性出して何度も何度も打ち返していたのだけど・・

そのうちに息子が「父ちゃん 腹が痛いばい ウンコ我慢しとったら腹が痛くてたまらんごてなった」とイキナリ言ったので

こりゃ困ったなぁ こんな小舟の上では船べりに掴まって用を足すことなんて船が転覆するしなぁ・・

岸辺に行くにもオールは無いし 船も頑丈に繋いであるしなぁ どうしたらよいものかと考えていたら

ふと船の中央にある小さなイケマに目がいった・・ 長男に「おいっ! そこの蓋を開けてから中を見てみろ どうなっとるや?」

と言ったら急いで中を覗いて 何も入れてなかばい カラカラになっとる」と言うので 意を決して そこにしゃがんで

ウンコしろと言った^^; 長男はその小さな四角の魚の入れ口に器用にまたがり思いい切り用を足した(くちゃ~い)

私が中を覗いて見たら 驚いて後ろにひっくり返るほどのbigなやつを排出していたΣ( ̄□ ̄|||)

顎が外れるくらいに可笑しくて大笑いしていたら イキナリ息子の竿に大きなアタリが 息子がエイッとあわせると

ガクンと手ごたえが有ったのであろう、「ウワーツ! 何ねこれは、たいぎゃな太かばい!」と言ったが

残念なことに直後に針が外れてしまい 代わりに大きな「ウロコ」が一枚針に刺さったまま上がってきた

口ではなくて「スレ」で掛かっていたのだろなぁ(--;) 息子は地団太を踏んで悔しがって、今の奴を釣るまで帰らん!

そう息巻いていた しかし無情にも夕方になっても 逃げた魚は二度と喰っては来なかった・・

相当に悔しくて随分と心残りだったのだろう 悔し涙を浮かべながらジッとしていたがもう帰る時間なのだ

船頭が迎えに来たけど 例のウンチの件はそっと黙って隠しておいた( ´艸`)

誰か次に釣りに来た人が池間を開けたら腰を抜かすだろうなあ 魚の代わりに有んなbigなやつが入っているからなー

そんなことを考えながら車に道具を積み込み帰り支度をボチボチとしていたら息子は動きもせずにジッと海を眺めていた

私は、仕方がないなぁ このまま明日、学校へ行っても何も手に付かないし学問も覚えはしないだろう

そう思って もう一度思いっきり明日釣らせてみるかぁ そしたら納得するだろう

無理矢理、やる気が全くない時に頭に学問を押し込んでも覚えるわけが無いしなぁ それよりもスッキリさせて

学校へ行かせた方が良いと思って・・急いでカァチャンに電話して息子は明日朝から熱が出てるので学校

休ませます と電話しといてくれ 今日は帰らん明日夕方帰るけんそう言った

カンカンになって 「何ば考えとるとかぁ このボンクラ共は」 と言ったが最後には折れた^^

まぁその頃の時代には携帯電話などマダマダ普及していなかった頃だから連絡も大変だったのである(--;)

そうして、一晩、車中泊してあくる夜明けにもう一度船頭にお願いして 昨日の船に乗せてくれと言って

渡してもらった。 昨日とはちょっと違ってゴンズイの入れ食いに悩まされた(T0T)

ちょこちょこと色んな雑魚が息子を楽しませていたが 彼が狙っていたのは昨日の様な大物である

一心不乱に打ち返している息子の姿を見ると 不思議と頼もしい奴だなぁ なんて思ったりもしていた

とうとう夕暮れ間近になり釣れたのは雑魚ばかりであったが・・納竿しようとしたそのラストの一投に

息子にとっては、可成りの大物らしいアタリがきた。 オオッ! バラスなよ負けるといかんばい

そう言って ドラッグばもう少し緩めろ とは言ったけど息子はそれどころじゃなかった

ただただ堪えては巻きの繰り返しでドラッグなど触る余裕もなかった^^;

まぁ息子にはハリスは2号を使わせていたので滅多にプッツンは無いと思うけど やはり心配だった

必死の形相で巻き上げて海面に浮いてきたのは。。悲しい事に1kgを少しオーバーした「ボラ」であった

でっも、それでも息子は やったぁと大声を出して悦び してやったぜぇ・・と満面の笑みを浮かべた

満足したところで急いで帰らないと夜中になってしまうので慌てて車を出したのだが息子はもうすぐに

グッタリと寝てしまった 満足しきったのだろうと思った・・

まぁ学校に行って学問ばかりを無理矢理詰め込むよりもたまには頭の中を空っぽにすることも

かえって覚えるのではないかぁ 大事な事では・・と思うしかなかった^^

現在では 長男も 石鯛とクエ釣りにせっせと励んでいる 親の血が繋がってるのだろうなぁ(--;)

国家公務員だから そうそうに遠出が出来る立場ではないんだが それでも時間さえあれば

せっせと磯通いしてるみたいだ「いつか親父が釣ったのを追い越してやる」と豪語しているが

それはかなり難しいだろう だって私の時代と違って 石鯛やクエもかなり少なくなってきたからねぇ

まぁ絶対に怪我しないように気を付けて釣りに励んでほしいものだ^^;

 

と言う所で今夜はこの辺で失礼しますねぇ まだまだ熱帯夜が続きますが しっかり睡眠とってくださいね

おやすみなさ~い^-^/zzz

「ソウシハギ」 以前はあちこちに沢山いたのだが最近では滅多に見ないなぁ

昔、鹿児島県の宇治群島でこれが一時期大量に湧いた事が有るけどねぇ

その時代にはこんなもの喜んで釣る人は居なくてねぇ

あなり大型なハギだけど生で食するとアタル事がある

今なら皆が断然喜んで釣るだろうねぇ ^^