今日は気温が高く5月並みと言われている。春が過ぎもう初夏になったようだ。そして暑いのは野球のWBCファナイルのせいかもしれない。そして今日はいよいよ強豪国アメリカとの頂上決戦、いやが上にも熱氣が伝わってくる。
昨日の話題の一つ何と言ってもWBCでの侍ジャパンの準決勝だった。相手は、打戦がオールメジャーリーガーのメキシコ、先発は大谷翔平選手のエンゼルスの同僚サンドバル投手、対する侍ジャパンの先発は、令和の怪物こと佐々木朗希投手。
初回、侍ジャパンの攻撃は三者三振だったので、これは苦戦しそうだなと思った。侍ジャパンの先発マウンドを任された若き令和の怪物、佐々木朗希投手、マウンドさばきも堂々としていて、160kmを超える剛速球を投げ込み、危なげない立ち上がり。
3回に甘く入ったところをレフトスタンドに運ばれ3点を献上したが、追加点を許さずマウンドを降りた。
その後、5回、6回と満塁のチャンスを作ったが追加点を奪えず、モヤモヤしたまま、7回、二死一二塁からメジャー1年目の4番吉田正尚選手が左手1本でレフトスタンドのポールぎりぎりに起死回生の3ランホームランを放ち、同点に追いついた。
その喜びもつかの間、8回に山本由伸投手が打たれ再び2点ビハインド、もう後が無い状況で最終回に突入。負けも覚悟した9回、先頭バッターのオオタニさんの気迫のこもったツーベースヒット、仲間を鼓舞するように激走し、2塁ベース上で咆哮、この一戦にかける彼の気迫をまざまざと感じた。
続く4番の吉田正尚選手が四球を選び出塁、これでお膳立ては揃った。打席にはこの日3三振と絶不調の村神様こと村上宗隆選手。ここで打ってこそジャパンの四番打者とは思いつつ、今日は空振り三振が多かったので、そこは祈るばかり。
すると甘く入ったボールを一振り、打球はセンターバックスクリーンを目指して一直線、テレビの前で思わず「入れ〜」 と叫んでしまった。スタンドインはならなかったが、フェンス直撃のツーベースヒット、サヨナラ勝ちとなる歓喜の瞬間であった。
何回もサヨナラ勝ちの瞬間を目にしているが、こんな劇的なサヨナラ勝ちは滅多に無かった。
思わず2009年の対韓国戦の延長でのイチロー選手の勝ち越しとなるツーベースヒットを思い出した。イチロー選手も不振に喘いだ挙げ句の起死回生の一打、日本中が喚起に湧いた瞬間であった。
今回もジャパンの若き4番として大会に臨んだが、不振に喘ぎ5番に下がった村神様、遂に神が降臨したようだ。
何度も書いたが、彼の覚醒無くして優勝はない。アメリカとの決勝でも一発打ってほしい。
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この文章を書いている最中の今日、WBC決勝の舞台で、ついに待望の村神様の一発がライトスタンドに飛込んだ。
8回の表にダルビッシュ有投手がホームランを浴び、8回の裏で3−2と1点差になり、ちょっと不安がよぎる。
ここで満を持して二刀流の大谷翔平選手がマウンドへ、何とかあと3人抑えてくれ〜とテレビの前で柄にもなく祈った。
そして神様のいたずらか最後のバッターはエンゼルスの同僚マイク・トラウト選手、ここで打たれたら降り出しの場面、大谷翔平選手は変化球で三振に仕留め雄叫びを上げた。持っているなオオタニさんは。
嬉しくなっていつもの投稿の時間が遅くなった。選手諸君の笑顔と栗山監督の胴上げが見られて今更ながら侍ジャパンのチームワークの良さを実感。おめでとう㊗侍ジャパン!!
Have a good day !!