今朝の当地は濃霧で、一日雨☂️の予報である。ゆっくり昨日の余韻に浸るのもいいかしれない。
昨日3.22の日本は歓喜の一日となった。オールメジャーのアメリカの連覇を阻み、14年ぶり3度目の世界一に輝いた。5回のWBCでうち3回の優勝、世界ランク1位も納得。
今回の日本代表は、文字どおりオオタニ・ジャパンの様相だったが、自分はクリヤマ・ジャパンだったと思っている。
第1回の王監督の時も王さんのため、王さんに恥をかかせられないという思いでイチローらの侍が戦い、王監督を胴上げした。
今回も栗山監督のもとへかっての教え子たちが集まった。ダルビッシュ有投手然り大谷翔平選手しかり、またオリックスから名門レッドソックスに移籍する吉田正尚選手も栗山監督のもとでWBCに出たいということでメジャー1年目のリスクをとって参加したという。
また、日本中の野球ファンが誰も知らなかったラーズ・ヌートバー選手を招聘、翁もそうであったが、ヌートバー?WHOだった。日本にルーツがあるが、日本語が全く話せない選手、果たしてチームに溶け込めるのか?と思っていたが、全くの杞憂だった。
彼はリードオフマンとして明るく振る舞い“たっちゃん"と呼ばれすぐにチームに溶け込んだ。彼を侍ジャパンに招聘した栗山監督にアッパレである。
一次ラウンドでは不振に喘ぎ苦しんだ村上宗隆選手を打順を下げたものの信頼し続け、WBC準決勝で絶体絶命のピンチに村上宗隆選手が起死回生の逆転サヨナラツーベスを放ち、日本中が歓喜に包まれた。
そして3.22の決勝、先制点は奪われたものの、先発の今永昇太投手以下中継ぎ陣が強力打線を抑え込み、ダルビッシュ投手そして最後は大谷翔平投手で逃げ切り、世界一を奪還、歓喜の胴上げを行なった。
試合後の記者会見で、ダルビッシュ有選手は「明るく楽しく野球を出来て良かった」と言い、大谷翔平選手はこれからの子どもたちのことに触れ、また韓国、台湾、中国へのエールも忘れなかった。政治家の大人たちに聞かせたい、素晴らしい振る舞いと言うしかない。
折しも甲子園球場では高校野球が行われている。この中から、未来のメジャーリーガーが出るかもしれない。
出来れば、チェコなど欧州、中東、アフリカにも遠征して野球の楽しさ素晴らしさを生で伝えてほしい。出来ればロシアにも。
何故なら、野球を楽しんでいる国では戦争は無い、ロシアチームとウクライナチームが野球で戦えば、誰も命を亡くすことはない。願わくはそんな平和な世界になってほしい。
なお、栗山英樹監督はこの偉業を最後に勇退するらしい、3年後のWBCも何らかの形で関わってほしいが無理なお願いだろうな。
日頃、日本のプロ野球を全く視ない年寄りがこんな駄文を書いてしまった。
いつもの戯言とご放念頂きたい!!
Have a good day !!