昨日は早朝の地震、夜にも北海道で震度4の地震があった。更に大きな地震が来なければ良いが、何となく不安を感じる。
さて、あの大盗賊石川五右衛門の辞世の句に「石川や浜の真砂は尽きるとも世に盗人の種は尽きまじ」というのがあるそうだが、令和の世にも盗人の種は尽きないようだ。
↓↓
白昼堂々、お江戸は銀座の高級時計店をお面を被って襲うという、ハリウッド映画ではあるまいし、何かのロケ?と見紛う犯行をやってのける少年たち、またそれをスマホで撮る人、ドアを閉める人。
映画『ダーティハリー』だったら一発バーンで終わるが、日本ではそうはいかない、それにしても凄い世の中になったなぁとつくづく思う。
親の教育が悪いのか、学校教育が悪いのか、闇のバイトで簡単にお金が手に入る、でもその代償は途轍もなく大きい、人生が駄目になる、と誰も教えないのか。
ひたいに汗してとか、汗水垂らしてとか、第一悪銭身につかずというではないか、もはやそういう価値観の言葉はもうこの国から消えたのか。
今はFIRE(経済的自律と早期リタイア)を目指す若い人たちもいるという。自分たちの年代の者は何だ若いくせにと眉をひそめる向きもあるかもしれない。
でも、彼らは、頭を使って不動産や株式、投資信託の運用でコツコツと資産を増やして早期リタイアを達成している。ある意味額に汗して働いていると言ってよく、投資そのものが決して悪い訳では無い。
一方、大人たちの中には、五輪という国民的大イベントであぶく銭を懐に入れる輩、政治資金パーティーの収入をごまかす政治屋もいる。
そして、極めつけはこれ、中学校の教諭が強盗目的で家宅侵入し、その住人を刺殺したという信じられない事件があった。
↓↓
とても評判の良い先生だったらしいが、FX投資とギャンブルで借金を抱えていたと報じられている。それが事実だとするならば、投資の何たるかは勉強していなかったようだ。
範を示さなくてはならない教育者がこれでは、誰が示すのか、ここまで来ると何が何だかわからなくなる。
マス・メディアは、D通という拝金教の会社に操られ、民もどっぷりその教えに浸かっている。少年強盗団の面々は拝金教の二世、三世と言ってもよいだろう。
よく政治が~とか今の学校教育は~とか、政治や学校のせいにしても何の解決にもならない、まずテレビを消して拝金教からの被害を防ぐことが第一歩だと思うが、如何?
今日も良い一日を・・・