マレーシア旅行業者の許可と登録をご紹介させていただきます。
マレーシアにおいて観光事業・旅行代理店事業を展開するには、旅行業許可システム(SPIP)を通じて観光事業・旅行代理店事業の許可証申請及び必要な書類を提出し、100リンギットの手数料を支払う必要があります。
申請者は以下の必要な書類を提出する必要があります。
- 申請日から 14 日以内のCCMによる会社概要
- 株主及び取締役の身分証明書またはパスポートのコピー(カラー印刷)
- 海外旅行会社との協力関係を証明する書類
- パッケージツアー(入国・出国)に関する提案のドラフト
- 事業計画、マレーシア人観光客の目標人数及び外国会社の短期収入が記載された書類
申請が承認されると、当該会社は次の行動を取らなければなりません。
(1) 承認状の日付から 2 か月以内に、以下の基準に従って営業所を提供します。
(a) 営業所の建築面積の要求を満たす
(b) 本社は単一の構造内にあり、且つ固定の住所を持つ
(c) 営業所を他社と共用しない
(d) 営業所は住宅地ではなく、商業地域にある
(2) 関係機関が営業所に対して検査を行う際に必要な下記書類を提出します。
(a) オフィスの賃貸借契約書(最低1年)又は売買契約書のコピー
(b) フロアプランの草案
(c) 営業所の写真(外装と内装)
(3) MOTACに認可された観光協会会員証のコピーを提出します。MOTACに認可された観光協会のリストは以下の通りです。
(a) MATTA(マレーシア旅行業協会)
(b) BUMITRA(マレーシア原住民旅行業協会)
(c) MCTA(マレーシア華人観光協会)
(d) MITTA(マレーシア・インド観光協会)
(e) MITA(マレーシアインバウンド観光協会)
(f) CRAM(マレーシアカーレンタル協会)
(g) MSDA(マレーシアダイビング協会)
(h) PAPUH(イスラム教徒巡礼旅行業協会)
(4) 旅行管理課程(TTMC)証明書を提供します。
最低1名の重要な役職に就く会社の代表者(即ちCEO、COO、取締役またはゼネラルマネージャー)は、MOTACに認可された観光研修機関が開催する旅行管理課程を受講しなければなりません。コース終了後、受講生全員はTTMCの評価テストを受けらなければなりません。
証明書の有効期間は通常1~3年間です。コース終了証明書には、証明書コード(MOTAC の参考用)、受講生の名前と役職、会社名及び証明書の有効期間が記載されます。
(5) MOTACによる通知を受け、当該営業所が所定の要求及び基準をすべて満たすことを確認できた後、許可証の費用を支払います。
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