隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

ファミマみたいなバンドに~スピッツ、神戸で2days

2023年12月07日 19時41分55秒 | スピッツ

2023.12.05-06
SPITZ JAMBOREE TOUR ’23-’24 “HIMITSU STUDIO”
at ワールド記念ホール


 神戸から、熱いレポが届きました。
 私は参加していないので、正確に伝えられないけれど、いつものようにニュアンスだけお裾分け。
 麦さん、PGC5さん、マチルダさん、ZHMさん、yagiさん、匿名さん、いつもありがとうございます。

 1日目、2日目の内容が間違っていたらすみません。



☆1日目(12/05)
 メンバーが楽屋で食べたのは、「神戸の3B」w
 豚まん、ぼっかけ、(ユーハイムの)バウムクーヘンですって。
 (ぼっかけ・・・、ご飯と一緒に食べたい。腹減ってきた・・・)

 マサムネさんが言うには、中学生のころ田村さんとテツヤさんは、パンクだからって金物屋で買ったチェーンをつけて、身体にカラーテープ巻いていたとか。
 チェーンは想像できるけど、カラーテープ??

 マサムネさんったら最近、ほかのアーティストの曲のメローディーに「チェリー」の歌詞をのせて歌うのにハマってるらしい。
 「チェリー」の歌詞はどんな曲にも合う。
 テツヤ「それじゃ、それだけでライブする? 20数曲。俺たちは大変だけど」
 マサムネさんは、歌詞は1つだから楽だってww
 そして、「チェリー」の歌詞でゆずの「栄光の架け橋」を歌う! 「これ、あんまり広めないでね」と言ってたけど・・・。
 でも、テツヤさんだったかタムだったか(どっちだったけなあ)、寿司屋さんで「ゆずの悠仁くんに会ったとき、『歌って頂いたそうで』と言われた」そうで。
 「バレバレじゃ~ん」と言ってました。

 草野「田村、今日は元気だね」
 三輪「今日は?」
 のあとで、二人して同時に、「今日も!だよね~」と言ってたのがほほえましかった。

 若いバンドのライブで煽られると縮こまっちゃうマサムネ君、「~かい?とかだぜ~とか、普通は言わないしね」
 おらおらを言ったあとで、「こんな感じなのか? だんだん自分とかけ離れていく気がするぜー」www
 「着いてこれるのかー!」と煽って、大歓声が返ってきたあとで、「わかった」・・・って、これは笑えた。「わかった」ってww

 13曲目(なんだろう)のイントロが始まって、草野さんが「ちょっと待って!」言って演奏をやめました。
 MCなどがあったからイヤモニ?のボリューム絞ってたそうで、「俺のミス。ごめんなさい!」と言って仕切り直し。
 こういうのお得な瞬間ですよね。

 これからどんなライブを?という話で、
 マサムネさんは「ワイヤーで吊られて移動するとか?」
 リダは「おれ、気球がいい、気球に乗りたい!」
 と言ってました。

 自己紹介の時だったか、﨑ちゃんが、
 「最近ライブが楽しいんだよね。きっとこれからもっと楽しくなるだろうから」
 みたいなことを言ってました。こっちがうれしくなりました。
 﨑ちゃん、好き!
 今夜だからこそ、よけいにうれしかった。

 昨日の衣装は、
 テツヤさんは、キルティングのノースリ、短パンとスパッツすべて(帽子も)白のコーディネート。きれい!
 サキちゃんもノースリ。
 マサムネさんは絵柄のオーバーサイズシャツ。
 リダは、黒いハットとオーバーオール。白いシャツかな?

 私自身はこんな気持ちでライブ参戦したことはありません。
 でも、プロとしてさすがのパフォーマンスと、緩やかないつもながらのMCに、本当に行ってよかったと思っています。
 マサムネさんも、今年はいろんなことがあって、去年のゴースカがずっと前のことのように感じると言っていました。
 ありがとう、スピッツ!

 田村くんは、カッコいいことは恥ずかしいから言わないけど、石田くんのTwitterを見て!って。
 「俺もそれを言いたい」と。
  https://twitter.com/Ishidalf/status/808930091115933696




☆2日目(12/06)
 ワールド記念ホールは、草野さん曰く、「ナウシカの王蟲みたいな形。今、オレたちは王蟲の中にいる」。
 「ピノキオに出てくるくじらの中?」とかも言ってなかったですか?
 たとえがイチイチ可愛い人です。

 マ「スタンドのいちばん後ろのあなた、あなたのために歌います」
 だけど、アリーナ最後方の私は納得できな~い。見えな~い。
 そこにリダが言ってくれました。
 「この会場は、スタンド席よりアリーナのろのほうが見にくいんじゃない?」
 友人は脇のスタンド席の前のほうにいたらしいけど、メンバーがびっくりするほど近くて、「凝視できなかった~」とか言ってました。
 ま、そんなことどうでもいいくらい、すてきな時間だったんですけど。

 今日も「きらり」聴けました~。
 テッちゃんがあとで、「人の曲を歌うときはステップも違うね」だったか「ステップ踏むよね」だったか・・・。
 そしたらマサムネさん、ギターを横に振りながらリズムとっていてかわいかったなあ。

 「チェリーの架け橋」だけじゃなく、「ロビンソンの架け橋」もちょっとだけ。
 (えっ、なんだろう。「ロビンソンの架け橋」は、「栄光の架け橋」のメロディーに「ロビンソン」の歌詞を乗せるの? それじゃ、「チェリー」同様「ロビンソン」も、どの曲にも合う歌詞ってこと?? これは私の疑問です)

 会場に向かって、「スピッツのライブに10回以上来てるって人~?」と言って、多くの手が上がったのを見て、
 「じゃあ、いつもと違う話をしなくちゃ・・・」とマさん。
 そこはどうか気を遣わずに。

 動物の話で、「俺以外のみんな、動物が好きだよね」とテッちゃん。
 マさん「えっ? テツヤは苦手だっけ?」
 テッちゃん「苦手っていうか、なめられる」
 マさん「顔をぺろぺろされるんじゃなく?」
 テッちゃん「犬には吠えらて、猫にはシャーッてされる。赤ん坊には泣かれるし」
 そしたら、マさんが「それは動物に含めないで」www

 マサムネさんのギターとの出会い。
 子どものころは靴にくくりつけるローラースケートで遊んでて、中学になって本格的なローラースケートが欲しくなって。
 そうしたら友達にスケボーのほうがいいよと言われたんだけど、そのころ、ロックに目覚める。
 お年玉でどっちを手に入れるか迷って、そのあげくエレキギターにした。
 その選択は「正解だった」と今は思っているそうです。 
 それは大きな大きな「正解」ですよね。

 そこに続いて、﨑ちゃんのお話。
 ずっと前に飼っていたゴールデンレトリバー。
 (MCや会報にたびたび登場していたキナコのことかな。いつからかぱったり登場しなくなって、きっと・・・と思っていました)
 﨑ちゃんが、ロンドン旅行の際に見かけた光景。公園でローラースケート履いた人が犬に引っ張られせて散歩していた。
 﨑ちゃん「オレもやりてー」と思ったそうで、
 帰ってからインラインスケートを買って、それをつけて散歩に行って、「行け!」って言っても、全然走らない。ww
 先頭を走る性格の犬じゃないから、ということで、今度は﨑ちゃんが先に行って引っ張ろうとしたけど、今度は足を踏ん張っていやがったんだって。
 結局普通に散歩して、インラインスケートはあとで一人で楽しんだそうです。
 マサムネさん「それって、犬からしたら、パワハラですね」
 たしかに・・・。

 神戸のポートライナーの話で。
 去年のゴースカでそれに乗って会場入りした田村くん。目の前にスピッツのグッズを持っている人がいたんだけど気づかれなかったって。
 「俺のことを見てるのかなと思ったんだけど、外見てた」
 マサムネさんは「ポートライナー、乗ってみたいね」と言ってました。

 今日はMCのあと、13番目の曲の前で、草野さんがいきなり「練習しておこう」ってイントロを練習をし始めちゃった。
 (昨日、「ちょっと待って」となった曲?)
 テツヤさんが「音出しちゃだめだよ! バレちゃうよ」ってwww。

 8曲目の曲。
 (なんだろう。あとでセトリを見てみよう)
 MCで、あの曲自体の存在を忘れていた、と。
 (えーっ! またまた忘れられた曲?)
 「20年くらい演奏してなくて、メンバー全員が存在を忘れていて、事務所の社長の提案でセトリに入れたんですけど。これ、どのアルバムに入ってた?」と草野さん。テツヤさんもわかんない。
 (だから、たまにリクエストしなくちゃ・・・という曲がほかにもかなりありそう。私の聴きたい曲も、絶対に忘れられてる)

 田村「去年の今頃、ここでファンクラブイベントのライブやって。それが終わって12月頃だっったか、『美しい鰭』のデモテープをみんなで聴いたんだよね。そのときの俺は『鰭』を読めなかったけど、今の俺は読めるよ」
 そのとき、テツヤさんが空に「鰭」の字を指で書いているのが見えました。

 スピッツが目指すのはね、ファミマみたいなバンド。
 草野さんの友達に竹やぶに囲まれたところに家がある子がいて、いつも怖かったそうです。
 でもそのちかくにファミリーマートができて、明るくなって怖くなくなった。
 「暗い中でもホッとできる、ファミマみたいなバンドになりたい」
 テツヤさんの「ファミナは明るすぎない?」には、「スピッツはそんなに明るくはないけど。ともしびみたいな、ね」

 草野さんは港が好きで、「カッコつけるわけじゃないけど、暗い中に灯りが灯されるような、そういう存在のバンドになりたいって。
 タム「俺らファミリーマートってこと?」wwwww

 そして最後に、「ここにいる全員に、生まれてきてくれてありがとう」。
 私たちからも、続けてきてくれて、ありがとう!です。

 最後のピックを投げるときに1列目の前に落ちちゃって、ちょっと苦笑い。
 お客さんに向けて、手をあわせて「ごめん」をしていました。



 今回もありがとうございました。
 不明な点、あやふやなところは、どうか悪しからず。
 ライブができること、楽しめることって、決して普通ではないんだろうな。
 たとえ終わりがあっても、見えない終わりまで、ついていきたい。


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