隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

今年の漫遊記、敗者復活戦

2024年12月23日 21時02分22秒 | スピッツ

2024.12.22
ロック大陸漫遊記
TOKYO FM




 「12月も4週目ということで・・・、いきなりどうでもいい話、してもいいですか?」
 から始まります。
 「カレーの王子さまってありますよね。子ども向けのマイルドな味のカレールウ。あれを間違えて、『星の王子さまカレー』って言う人、いるんだよね」
 (ホントにどうでもいい話(笑))
 「あなたも実は間違ったりしませんか?」
 (っていうか、「カレーの王子さま」自体を言う機会がない・・・)
 草野くんの周囲では間違って言う人が多いみたいで、「なんでだろう?」と考えたらしい。
 すると・・・「間違える要因があったんですよね」。パッケージのイラストで、王子さまのクラウンのモチーフが星になっている。
 「これ、わざとかなあ。星の王子さまに寄せてる感じがあるんだよね。だから間違えちゃうのかな?」
 これに似たようなことで、「新沼謙治さんを新潟出身だと思っている人、多いんですよ。これね、新沼の「新(にい)」に引っ張られてるな。岩手県出身ですから、と申し上げておきます」


 そして今日は、【2024年 漫遊から漏れた曲で漫遊記】
 「これも毎年恒例です。敗者復活戦的な企画。今年の漫遊で、かけたかったんだけど流れに合わない、とか、時間の都合でオンエアできなかった、とかでかけれなかったけど、やっぱりかけたいなという曲」で漫遊です。


 オンエア
 01 三日月ロック その3(スピッツ)
 02 波のない夏(feat.adieu)(スカート)
 03 Say Goodbye to Hollywood(Bette Midler)
 04 二人の手紙(湯川潮音)
 05 You Got It(Release It)(Pearl Harbor And The Explosions)
 06 世界の真昼(割礼)
 07 ナカムラ・エレキ・音頭(中村雅俊)
 08 あなたはやって来る ~dear santa~(小谷美紗子)


 漫遊前の1曲は、スピッツで「三日月ロック その3」(2004年、28thシングル「スターゲイザー」のカップリング曲/2012年、スペシャルアルバム『おるたな』)。
 この漫遊前のスピッツ曲、「傾向として、長い曲やバラードっぽい曲は避けちゃいがちなんですよ」。
 でも、「短かめで、ちゃんとロックナンバーなのに、ラジオであまりかけてなかったな、という曲もあって」、で、このナンバーだそうです。
 (気持ちいいほどにロックでポップな一曲。シンプルなギターサウンドとうねるベース、バックを支えるドラム。スピッツらしいロックナンバーのお手本みたいな曲で、大好き。ボーカルの優しい声も)

 最初の曲は、スカートの「波のない夏(feat.adieu)」(2024年5月、デジタルシングル/映画『水深ゼロメートルから』主題歌)。
 adieuは上白石萌歌さんのシンガーとしての名前。
 この曲は、「今年気になった曲」特集(ココ)でかけたかったけれど、「ぎりぎりもれちゃった曲」。
 スカートの澤部さんもadieuさんも「なにかとスピッツとつながりのある方」だが、「お二人ともシンプルにそれぞれの作品もいいので、そんな二人のコラボということで、期待以上のせつないナンバー」。
 「二人の陰キャの逃避行的な、声のマッチングが絶妙」で、「萌歌さんの低い声、いいよね」。

 次は、Bette Midlerの「Say Goodbye to Hollywood」(1977年、4thアルバム『Broken Blossom』/オリジナルは、1976年、Billy Joelのシングル)。
 「次にもれた曲・・・、もれた曲、ってなんかよくないよね。次にかけたかったけど今回敗者復活する曲は」でご紹介。
 この曲は、「ビリー・ジョエルのカバー曲」特集(ココ)でもれた曲。
 ビリー・ジョエルをカバーしている人は多く、特集のときは「なるべくロック寄りの人をセレクトした」のでもれてしまった。
 この曲は、「ビリーの曲の中でも好きな曲だし、Bette Midlerさんも間違いない歌唱力で、ミュージカルの一場面を見せていただいているような、そんな気分にさせてもらえる歌声です」。
 (たまらないですね~)
Billy Joel - Say Goodbye to Hollywood (Live at Sparks, 1981)

 そして次は、湯川潮音の「二人の手紙」(2006年、3rdミニアルバム『紫陽花の庭』/作曲:黒沢健一、作詞:湯川潮音)。
 この曲は、「L⇔Rの特集」(ココ)のとき、「タイムマシン」のコーナーも「黒沢健一くんが作った曲で行こうと思って、あのときは森高千里さんを選んだんですけど」。
 あのときも「湯川潮音さんに提供した曲もいいんですよね」と付け加えていた。
 「湯川潮音さんの歌詞と歌もよくて、あったかい部屋であったかい飲み物を飲みながら外の雪を眺めているような気分になってくる、そんな曲です」
 曲終わりで、「黒沢くんの引き出しの多さがうかがえる曲でした」。

 次の曲は、Pearl Harbor And The Explosionsの「You Got It(Release It)」(1979年、1stアルバム『Pearl Harbor And The Explosions』)。
 この曲は、「70年代アメリカ、パワーポップ特集」(ココ)でリストにあがっていた。
 現在パワーポップとして括られるバンドとして挙げられるのは、ビートルズ直系フォロワー系もいるし、ハードロック系もいるしソフトロック系もいるし、パンク・ニューウェーブ系もいる。
 Pearl Harbor And The Explosionsは「あえて言えば、パンク・ニューウェーブ系かな」。
 「ボーカルのPearl Harborさんは、クラッシュのポール・シムノンさんと結婚されてしていたことがあります」、なので、「パンクの影響下にはあるんだけど、ギターはわりとクリーンな音で、ラウドなのが苦手な人も入りやすい曲だと思います」。
Pearl Harbor and the Explosions - Drivin' (1980)


 メッセージコーナー。
 「改めて、基礎から学び始めたいことがありますか?」
 歌とかギターは基礎からやり始めると、「いまさら自分を否定することにつながりそうで、ちょっと怖いなという気もするんだけど・・・」。
 幼いころにやっていた「靴に装着するタイプのローラースケート」。いまやったら、「オレ、できるのかな」と思っていて、やってみたいと話していたことがあるそうだ。
 でも「転んでケガしたら多くの人に迷惑かけるからやめてください」と言われたとか。「で、ちょっとせめぎあってるんですよね。でも先生についてちゃんとローラースケートを練習したら、光GENJIみたいにステージで滑りながら歌えておもしろいかな(笑)」。
 ケガとかの心配をしなくていいのなら、「ペン字とか?」。
 「ちょっとクセのある字なんで、実はちゃんと書けるんですよ・・・みたいな感じになってもいいかな」
 ピアノもバイエルとかじゃなくポップスを習って、「弾き語りで歌えたらいいかな、とも思うんですけど」、思うだけで何年も過ぎてしまって、「思ったらすぐにやればいいのかもしれないですね」。

 高校生になって「マサムネさんの声が好きでラジオ聴いてるんだよね」という友達に出会って、「うれしくて椅子から転げ落ちた」というメッセージに食いつく、「マサムネおじさん」。
 「そこ、椅子から転げ落ちるところですか?」
 このメッセージを読んで、「え、若い人って、もうオレと感覚が違うのかな、と不安になったりもした」と。
 「うれしくなって転げ落ちたってことですよね。でもその情景を想像して、すごく楽しくなってしまいました。ありがとうございました」と、本当にうれしそう。
 (いいなあ、その年齢で、いまだにJKに「声が好き」って言われるなんてね)


 そして次は、割礼の「世界の真昼」(2003年、5thアルバム『世界の真昼』)。
 これは、「邦楽の好きなレコジャケ特集」(ココ)でかけたかった曲。
  
 そのときはジャケットの話だけで曲はかけなかったが、「でも割礼の曲はかけたいなと思いまして」、今回セレクト。
 「(割礼の曲は)ラジオでかかることはあんまりないんじゃないかな。とにかく、音符が長い曲が多いイメージ」
 インディーズ時代に何回か対バンしたことがあるが、メンバー同士は「お疲れ~っす」くらいで話はほとんどしたことがなく、「でもオレ、音楽自体は気になっていたからCD購入してたんですよね」。
 スローテンポでサイケな曲が多いが暗くなりすぎず、「よく晴れたお昼の公園に出てきた幽霊みたいな・・・そんな世界かな。よくわかんないかも、だけど」。
 きょうはそんな中から、「ポップめな曲を」。
 (不思議な世界観の曲で、ちょっと引き込まれる感じ)
 曲終わりで、「カッコいいね」。

 漫遊ラストは、中村雅俊の「ナカムラ・エレキ・音頭」(1982年、17thシングル「恋人も濡れる街角」のカップリング曲/作詞作曲:桑田佳祐)。
 これは、「手拍子、ハンドクラップの曲」で漫遊したとき(ココ)、かけたかった曲。
 「サビでいい感じに手拍子が入っています。おもしろソング、というほど振り切ってはいないんだけど、中村雅俊さんの歌もバックのお囃子も、なんかゆる~くて、すごいいい味、出ています」と。
 これが「ふれあい」や「恋人も濡れる街角」とかを歌っていた人、と思うと、「さらに愉快な気持ちになれる」。
 サザンの桑田さんの作品で、「いわれてみれば、ああ・・・と思うんですけど」。


 特集の終わりに。

 今年も、いろんな特集を組んできて、「サーフィン、笑い声、トルコのロック、ポストパンク、ヤンキーロックとか。あとはスレイド、クリッシー・ハインド特集でも、まだまだかけたい曲がありました」。
 もれた曲特集でももれた曲、として、「またどこかでかけるかもしれないです」。


 そして今日の「ちょっぴりタイムマシン」は、小谷美紗子さんの「あなたはやって来る ~dear santa~」(1997年5thシングル)。

 (イントロは「月に帰る」。わからなかった~)
 この季節、毎年選んでいるこの曲!
 「勝手に、番組の公式クリスマスソング的な扱いをしています。相変わらず世界では戦争が続き、誹謗中傷の応酬がとまらなかったり、と、世の中、余裕がなくなってきている印象ですが、こういう歌を聴いて、いったん落ち着いていただきたい」
 曲終わりで、「あなたもどうか、ステキなクリスマスをお過ごしくださいませ」。
 (こういうクリスマスソングなら、お祭り騒ぎからはじきだされずにいられそう)


 そして、来週は、「クセになるおもしろソングで漫遊記 Part 5」。
 「ひさびさに、クセオモ特集」。前回からもう3年以上、だそうです。
 ネタもそろったので、聴かせてくれるそうです。


 「草野さんより先にトルコ旅行、行ってきました!」


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