2023.04.02
「ロック大陸漫遊記」
FM TOKYO
「前回の予告どおり、274回目の放送となります。274、274、ふなし・・・ということで、この方をゲストに迎えています」からの、ふなっしーの声でご挨拶!(文字にできない!!)
草野くんもちょっとびっくりして、「ありがとうございます。目の当たりにすると・・・、なんというの? 圧倒される感じがあります」って。
ふなっしー(以下、「ふ」)「よくぞ、呼んでくれましたー!」(なんか、すべての発言に「!」がつきそう)
この番組はほとんどゲストを招かないこと、フラカンの圭介くん以来2人め、ということで、感動しているふなっしーが叫ぶ。
(草野くんが自身のマイクの近くで、ふなっしーはちょっと離れたところから話しているのが感じられて、愉快)
この番組ではふなっしーの曲を流していて、流れるたびに、ファンから「かかったよー!」と教えてもらっていた、とか。
「優しいあの子」のときのふなっしーからのコメントにも、「ありがとうございます」と。
そして最初に、「オレとふなっしーについて話していい?」に対して、「はいはい、むしろ聞きたい」とふなっしー。
「なぜ草野さんはこんなにふなっしーの曲をかけるの?」というお便りも紹介。
草野くんが最初に注目したのは、2014年、NHKでの、阿川佐和子さんとの対談番組。
コチラで。
https://www.poc39.com/archives/3196
それまでは「単に騒がしい奴」という印象だったふなっしーに(ふなっしー、苦笑い)、「ちょっとイメージ変わって、この梨、すごいかも」と俄然興味を抱く。
それ以後、「スッキリ」で見たり、ネットで調べたら「タダでふなっしーが見られるイベント」があって、これを見に行ったら、「すごい人で入れなくて」(笑)、近くの立体駐車場から見られるということで、「あぶれた人がそっちに行ってた」。
草野くん、そこに行ってたんだ~。「(MCの人が)こっちを指さして、駐車場の‟お友達~“」って。
ふ「あそこにマサムネさんがいたんですね~」
草野「そこでふなっしーが出てきたときは、初めてオジー・オズボーンを見たときみたいにうれしくって。あれ以来、オレは‟ふなっしーのお友達”だという自覚がある」。そして、CDを買い、「名曲すぎて音楽的にもはまった」。
(ふなっしー、ずっと感動してる~)
最近も、「ちょくちょくチェックしてる」そうで、マニアックな話題に二人が笑う。
草野くんはここまでで「思いの丈を話してしまった」そうで、あとは「ふなっしーの世界」を堪能してほしい、ということで。
オンエア曲
01 青い車(スピッツ)
02 The Boys Are Back In Town(Thin Lizzy)
03 Waiting for an Alibi(Thin Lizzy)
04 Miracle Man(Ozzy Osbourne)
05 恋におちたら(サニーデイ・サービス)
06 CHARAMEL(ふなっしー)
07 Two Steps Behind(Def Leppard)
08 BE MY BABY(LIVE)(COMPLEX)
漫遊前の一曲は、スピッツで、「青い車」(1994年、9thシングル/1994年、5thアルバム『空の飛び方』)。
ふ「いい曲なっし~!」
ふなっしーは梨免許をもっているそうで、最初に20万円で買った車が、まさに「青い車」! その頃のことを、「この曲を聴くたびに思い出す。四月のこの風とすごくマッチするいい曲!」。
ここで、今夜のテーマを発表!
【放送274回目で、ふなっしーと漫遊記〜ふなっしーが梨学生時代コピーしていた曲〜】。
ふなっしーは学生時代、軽音楽部に所属していた。そしてギターを買って、バンドを組んだ。
ふなっしーの音楽の好みから推察するに、「オレより少し若い世代かな」と草野氏。
(ふなっしーは、1882歳だけどね)
ふなっしーによると、「梨の世界とこっちの世界は時間の流れがちょっと違う」らしい。
最初の曲は、Thin Lizzyの「The Boys Are Back In Town」(1976年、6thアルバム『Jailbreak 脱獄』)。
基本的に「最初は若い人にも敬語を使っちゃうタイプ」の草野くん、「今日はできるだけタメ語でいきたい」と。
「ちょっとヘタレで」に、「いやいや礼儀正しいだけで」と梨から慰められる。
この曲は、「梨学生時代にバンドでコピーした曲」。
「渋いね」と草野くん。
ふなっしーはもともとギターをやりたかったんだけど、「バンド組んだら、メチャメチャうまい奴が2人入ってきて、ベースに回された」。
「ああ、よくあるね~」と草野くん。
で、曲を選ぶときに、「少しでもベースのカッコいい曲を選んだ」。
草野「Thin Lizzyは結構、ベースに耳が行っちゃうバンドだよね」
ふ「(ボーカルも)独特の鼻声とか、すごいセクシーじゃないですか」
この番組で特集したこともあって、草野くんも「すごい好きなバンド」と知って、「うれし~!!」と狂喜乱舞?する梨(笑)。
ダブリンの銅像の話も出た!
アイルランド、「行きたいな~」と、思いは同じ。
次の曲も、Thin Lizzyで「Waiting for an Alibi」(1979年、9thアルバム『Black Rose: A Rock Legend』)。
(イントロのベースが心地よい)
ゲイリー・ムーアが在籍していたころの曲。
草野くんは、前曲「The Boys Are Back In Town」のときのギタリスト、ブライアン・ロバートソンが好きだと話す。そして、そのあとのスノウィー・ホワイトもよくて、「ツインリードが聴かせるよね」。
ふなっしーは「基本、ハードロック、メタル好きなんだけど、ツインギターが好きみたい」で、アイアン・メイデンとジューダス・プリーストの名前をあげる。
(草野氏とガチじゃないですか!)
ふなっしーの好きなバンドの共通点は、「イギリスのバンドでツインギター」。
草野「2本のギターでハモってるのは、いいよね、盛り上がるよね」
ライブでは、自分のベースに合わせるかのように両サイドのギターがハモッてくれて、「気持ちよかった」ふなっしー。
次は、Ozzy Osbourneで「Miracle Man」(1988年、5thアルバム『No Rest for the Wicked』)。
ふなしーの動画サイトで「Ozzy Osbourneを取り上げていた」というメッセージ。
リスナーさんは、「(そこで知った)破天荒なオジーに驚くばかり。とてもおもしろい内容でした」。
274 Channel で紹介したそうです。
草野くんは若いころに、Ozzyのライブを1回だけ見たことがあり、ギタリストのジェイク・E・リーがすごく好きだった。
ジェイク・E・リーは日系人で、「WBCのヌートバー選手に親しみをもつのと同じ感じだったかも」に、ふなっしーは「なるほどなっし~。わかりやすい」(笑)。
そして、「(この曲の)ザック(・ワイルド)もかっこいいよね!」で盛り上がる。
ZO-3で弾きながら、「えぐいビブラートがいいよね」と。
ふ「どっしりとレスポールを下に構えて、大股で弾く」
草野「見た目もいいもんね」
Zakk Wylde - Mississippi Queen, War Pigs 1993
(ザック・ワイルドです)
『1か月で弾けるザック・ワイルド』という教則本を手に入れて、この曲を練習したというふなっしー。
草野「難しくない?」
ふ「難しいですよ。3年かかりましたもん」
草野くん、「すごい・・・」と小声で。
ふ「そりゃ、ベースに回されるわ、って話なんですけどね」
3年かかっても打ち込む忍耐強さはすごいと言う草野くんに、「好きな曲だから楽しかった」と。
そして、番組の企画で、「Ozzy Osbourneに会えた」ふなっしー。
Ozzy Osbourneの自宅にも行ったという番組は草野くんも見ていて、プールに放り込まれて、「Ozzy Osbourneが引っ張ってくれた」(笑)。
そのあと、幕張のフェスでも水をかけられてたって。「ちょっとうらやましい」と思った草野くん。
ふ「ホントに夢のような。ミラクルでした!」
草野「オジーもキャラ3的なとこあるよね。ボーカリストと言うより、キャラとして確立されてる」
ふ「わかる、わかる」
草野「ふなっしーと共通点あるかな、と思いながら見てた」
ふ「うれしいな~、うれしなっしー」
次の曲は、サニーデイ・サービスの「恋におちたら」(1995年、3rdシングル/1996年、2ndアルバム『東京』)。
(これもベースが印象的な楽曲)
これまでのラインナップからすると、「ちょっと意外な・・・」と草野くん。
ふなっしー曰く、コピーバンド内では、メンバーの趣味はバラバラだったそうで。「そうだね、だいたいそうだね」と納得の草野くん。
ドラムのメンバーの希望でコピーした曲。
ふ「(「Miracle Man」のあとに(笑))最初は、えっ?って思ったけど、練習しているうちに、いい曲だな」って」
草野「そうだね、メロディーもすごいいしね。こういうシンプルな曲のほうが、ちゃんと練習になったりするんだよね」
ふ「ベースもすごくきいてるし」
草野「ああ、そうだね」
ふ「今、改めて聴いても、いい曲だなって」
草野「そうだね、サニーデイ・サービスの中でも、心に残る歌だね」
曽我部くん、ふなっしーの曲とか作ってくれそう、と草野くん。「今度会ったら、言っておこう」
「マジで、マジで?」と喜ぶふなっしー。
「草野、作れよって言われそう」に、「それもうれしい!!」と。
でも、「ふな ふな ふなっしー♪」と「ぶぎ ぶぎ ふなっしー♪」を聴いてしまった草野くんには、ふなっしーへの曲提供は「ハードル、たけ~な」という感じらしい。「いろんな意味でね」(笑)
さてさて、ふなっしーの今後のお仕事は?
5月24日に、DVD『ふなのみくす9』をリリース。
「オレも結構。(『ふなのみくす』シリーズを?)見てるよ」という草野くんと、大笑いのふなっしー、「えー、『ふなのみくす』も見てるの~?」。
新しい『ふなのみくす』は石垣島編だそうです。
岡山編を見た草野くん、「アントニーさん(お笑いコンビ・マテンロウ)とのコンビ、いいよね」
(ふなっしーの大親友らしい)
アントニーさんとは、南極で3週間いっしょに過ごしてから、「すごく近くなった」。
「すごく大変な旅だったんでしょ?」には、船の中で景色も変わらないし、「時間の感覚がなくなってくる」。
https://274ch.com/discography/detail/40/
(マジでおもしろそう・・・)
そして、Eテレの中国語講座に出演(ココ)。
「まさかの」レギュラー出演! 生徒として学んでいくそうで。
「オレ、友達もいるんで、基本的なところでもマスターできるかな」とやる気の草野くん。「オレも見させてもらいます」
そして毎月27日には、生梨配信の『ブシャらじお』!
ここで紹介されたふなっしーグッズ、「ちょこちょこ、持ってます」と草野くん。
(どこまで、ふなっしー好きなんだ)
ボールペンも使っていて、「ふなっしーの黄色と水色って、なんか安心感がある。かわいくて、使ってます」に、「うれしなっしー!」
次の曲は、ふなっしーで「CHARAMEL」(2017年、3rdシングル「アルクナシ」のカップリング曲)。
演奏は、キャラメタルバンド、CHARAMEL。
Charametal Charamel (Japanese mascot metal)
草野「このバンド、いつも見てて思うんだけど、色のバランスがいいよね~」
奇跡的に色がかぶらなかった、とふなっしー。
【公式MV】ふなっしー『CHARAMEL』 Official Music Video FUNASSYI “CHARAMEL”
(いや~、メチャメチャかっこいいではないか!)
今日の草野くん、CHARAMELのTシャツを着てきたらしく、「ロックTとしてもいいんだよ」。
にゃんごすたー(青森県のドラムキャラ)が加わったことで、「このバンドが急に加速し始めた」。
にゃんごすたーは、リンゴとネコのキャラクター。
草野「うちのドラムの﨑山も、にゃんごすたーをリスペクトしてるよ」
ふ「うれし~。にゃんごもきいたら喜ぶよ。今度、お伝えします」
アックマ(ギター)とカパル(ベース)も、「よくあの手でプレイできるな」。
しかも続けていくと、「上手になっていくのがわかるんですよ」とふなっしー。
そして、ふなっしーの歌声は、「AC/DCのブライアン・ジョンソンや、(ジューダス・プリーストの)ロブ・ハルフォードとかに近いなあと思うんだよね」と。
デスメタルともブラックメタルとも違う「独特のスクリーミングだな」には、「いや~、そこまで言っていただけると」と恐縮?する梨。
誰の影響を受けたの?には、「一応公式には、ロブ・ハルフォード」だそうだ。
ロブ・ハルフォードとの「共演」はまだないけど、「いつかできたら、うれしなっしー」。
BABYMETALのようにいつか、とふなっしー。
BABYMETAL & Rob Halford - Painkiller, Breaking The Law
メッセージコーナー。
フェスでふなっしー見てからのガチなファンからのメッセージ。「ふなっしー、世界進出したほうがいい? BABYMETALより人気出るかも」
「BABYMETALより、かどうかはわかんないけど、結構いい線、行くと思うんだよね」と草野くん。
YouTubeでCHARAMELの曲をあげると、コメントの90%は英語だとか(ホントにそう)。
今は、ワールドワイドに広がっていくし。
ふ「外国人ってメタル好き」
草野「人間椅子とか筋肉少女帯とか、日本語がわかんない人にも、メタルとして伝わっていく」
世界ツアーに行ったら、「後半、みんな干からびてドライフルーツになって帰ってくるでしょうね」。
「キンキンに会場を冷やして、みんな厚着して聴きに来てもらって」と草野案。
「北欧しか回らない・・・とかね」(笑)と、ふなっしーも乗り気?
最後の曲は、Def Leppardで「Two Steps Behind」(1993年、29thシングル)。
当時のボーカルの声質がぴったりだったので選んだ曲だそうです。「ためしに歌わせたら、鳥肌立っちゃって」
「じゃ、うまい人だったんだね」「そうですね」のやりとり。
「ジョー・エリオット、意外と(キーが)高いよね」と。
バラード系では、アメリカのバンド、Extremeとかをセレクトするのかな、と草野くんは思っていた。
武道館で、実際に演奏したそうで、「イリュージョンからギター入れて、弾き語りしてたでしょ」には、ちょっと慌てて笑いながら、「YouTubeにあげるの、やめてくれる」と。
「でも、あれ見て感動したっていう人、多いよ。そういうもんなんですよ。自分は、あーっと思っても、人は案外感動してたりする」らしい。(見たい!探してみよう)
漫遊は最後だけど、もっと語り合いたい雰囲気の二人です。
今回の「ちょっぴりタイムマシン」は、ここもふなっしー選曲で、COMPLEXの「BE MY BABY」(LIVE)(1989年、1stシングル/作詞・吉川晃司、作曲・布袋寅泰。今日は1990年のライブアルバムから)。
曲ふり、派手に言っちゃったふなっしーだけど、その前に「なんで選んだの?」を説明してもらいます。
ふなっしーはライブ盤のこの曲をセットして、毎朝目覚ましにしていたとか。
その様子をきいていると、この曲がかかった途端にガバッと起き上がって、テンション高めに行動を起こすふなっしーが目に浮かぶ。「毎朝、聴いてましたね」
(すごいな、これで毎朝起きるって)
曲終わりで、「かっこいいね」「テンション、あがりますね」。
そしてエンディング。
ふ「さびし~!!」
草野「今日、オレ、舞いあがってたんだけど、大丈夫?」
ふなっしーは石垣島で、この番組の「ガレージロック」特集を聴いていて、「すごいマニアックな選曲だなあ、すごい詳しいなあ」と思ったそうだ。「そういう番組です」って。
「ふなっしーの曲でいいのかなあ」というふなっしーに、「全然いいの。まだ暇なときに、ぜひ来てください」。
そして、「世界中に、オレも含めて元気をもらっている人が大勢いると思うんで、無理せず、長く地球にいてください」、とエールを送る。
うれしそうなふなっしーの声!
そして最後に、
「好きなアーティストには会わないほうがいいのかな、遠くから見ているだけのほうがいいのかな、って思うほうなんですが、今日はホントにふなっしーに会えてよかったなと。その人柄と言うか、梨柄に触れられてよかったな」
(すごくほっこりな1時間だった。ロック愛がひしひしと伝わってきて、ふなっしー、ステキな梨だ! この文字オコシはまったく意味がなく、ふなっしーの魅力は全然伝えられないけれど、ま、自分用の記録と言うことで・・・)
来週は、ワンアーティスト特集、「アースシェイカーで漫遊記」。
今日はふなっしーがコピーした曲で特集だったが、自分もそれでやってみようかな、と言うことで。草野くんが高校生のころ、バンドで最初にコピーしたのが、このアースシェイカーの曲。
アースシェイカーは、80年代から活躍するハードロックバンド。
草野くんがコピーしていたころの曲を中心に、昔を振り返りながら、彼らの曲を聴いてみよう、と。
「草野さん、オレも話し方、つられちゃうなしな~」
ふなっしー、ツイートしながら番組を聴いていたみたい。
https://twitter.com/funassyi/status/1642510902342864902
そして、ふなっしーの公式サイト
https://twitter.com/274ch_official/status/1642510680761978880