■遠い記憶~稲妻の夜~
突然の稲妻 胸の中の叫び声
体を突き抜けた 幼子の記憶
大きな背中を追いかけて
怖いもの見たさの小さな冒険
つかんだものは思いがけず
あっけなく指からすべり落ちる
小さな胸にも訪れた
窓を突き破る 尖った光
雨の音は 人の声を運ぶ
過去から未来への通り道
消えゆくものばかり大事にして
人は愚かを繰り返す
「永遠」は飾りだけの文字だと
教えてくれたのは 誰だっただろう
幼子が夢を見つけ
夢は一人歩きを始めた
遠ざかるカミナリの音
消えていく幼子の記憶
追いかけて 追いかけて
もう走るのをやめる
あのときそばにいた大きな背中は
いつのまにか輝きをなくし
それでもどこかで
私を見ているかもしれない
「泣かないよ」
聞こえた柔らかな声
小さなかすかな決心
幾年も続くあどけない誓い
幼子が私を見つめ
忘れかけた隠れ家に誘う
稲妻の夜 尖った光
「泣かないよ もう泣かないよ」
突然の稲妻 胸の中の叫び声
体を突き抜けた 幼子の記憶
大きな背中を追いかけて
怖いもの見たさの小さな冒険
つかんだものは思いがけず
あっけなく指からすべり落ちる
小さな胸にも訪れた
窓を突き破る 尖った光
雨の音は 人の声を運ぶ
過去から未来への通り道
消えゆくものばかり大事にして
人は愚かを繰り返す
「永遠」は飾りだけの文字だと
教えてくれたのは 誰だっただろう
幼子が夢を見つけ
夢は一人歩きを始めた
遠ざかるカミナリの音
消えていく幼子の記憶
追いかけて 追いかけて
もう走るのをやめる
あのときそばにいた大きな背中は
いつのまにか輝きをなくし
それでもどこかで
私を見ているかもしれない
「泣かないよ」
聞こえた柔らかな声
小さなかすかな決心
幾年も続くあどけない誓い
幼子が私を見つめ
忘れかけた隠れ家に誘う
稲妻の夜 尖った光
「泣かないよ もう泣かないよ」