隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

ふつうに生きてOKな社会

2009年06月09日 20時08分49秒 | 日記
2009年6月9日

■「ロックな人」(笑)
 6月9日って「ロックの日」なんだ。知らなかった。
 で、「ロックな人って?」について、オリコンで2009年5月14日~5月18日に10代、20代、30代、40代の男女、各150人、合計1200人にインターネット調査した結果が出ていました。
 コチラをどうぞ。
 ああ、なるほど、ここにいくだろうな、と思うアーティストと、ん?ホント?というアーティストなど、さまざまでしたが、皆さんのご感想は?
 ま、どうでもいいことだけど。


■ふつうに生きていてもOKな社会?
 頑張って必死で生きて、自分で道を切り開いていける人は、やっぱりかっこいいし、ステキだと思う。決して恵まれた環境になくても、負けないであきらめないで進んでいける人。
 もし障害を抱えていても、それに負けずにがんばれる人。陰で泣いていても、それを悟られずに笑っていられる人。
 ヒューマンドラマの主人公になれるのは、結果的にそういう人たちで、ひょっとして何万分の一の選ばれた存在なのかもしれない(それをけっして否定的にとらえているわけではないです。それはすばらしいことだし)。
 でも、人間はそういう人ばかりではないものね。むしろ、そうじゃない人のほうが多い? ふつうにがんばるけど、つまずくことのほうが多いし、途中であきらめちゃうこともたびたび。それでもどうにか人に迷惑をかけまいとするけど、せいぜいその程度で、とくに目立ってどうってことない。
 ときにはどうしようもない事態になって、自分では解決できないことに振り回される。
 そう、つまり私も含めて、ふつうの人たちです。ふつうというより、どことなく不器用な人たちかもしれない。
 でも、そういう人がちゃんと社会の構成員として認められて、ふつうにちゃんと生きていく場所を与えられる。それこそがきっと、ちゃんと成熟した社会って言えるんじゃないかと、最近つくづく思います(国はそういう人に冷たい)。
 すごいすごい!って私もよく使う「感嘆表現?」なんだけど、ときどきちょっと複雑な気分になることがある。
 私は優しさに欠けるから(よくわかっています)、特別な人を賞賛するかげで、そうではない誰かに対してものすごく冷ややかだったりする自分に気づくことがある。そういう人こそ、私の仲間なのにね。
 ゆっくりいこうよ、まったりいこうよ、と言いながら、どこかで競走しているとしたら、もう疲れちゃうなあ。



 「朗読者」(The Reader)が映画「愛を読むひと」として、6月19日よりロードショー。
 きらびやかなキャッチコピーや飽和気味の「推薦のことば」の嵐にへそ曲がりの私は辟易しているが、あの原作にふさわしい映画であってくれれば、と祈っている。

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