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隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

早々に連載中止って・・・「週刊朝日」

2012年10月21日 20時18分16秒 | 日記

2012.10.21 (日)


■障害は個性?
 くるり岸田さんのツイッターから乙武さんの文章を読む。

 http://ototake.com/mail/84/

 以前から「障害=個性」という表現に違和感をもっていました。
 実際に障害をもつ友人が「あれは周囲に障害者のいない健常な人間の言葉?」と言っていたっけ。
 続いて、岸田さんは「養老孟司さんが著書で『(障害は)個性じゃなくて、生物の個体差だ』的なことを言ってたのを思い出しました」と。
 なんだか、胸にストンと落ちました。


■発行部数の競争?
 
 http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012101900889

 佐野眞一氏は数々の賞を受賞している名の知れたノンフィクション作家だ。
 その彼が新聞社系の週刊誌の編集部とタッグを組んで連載をスタートさせたのに、第一回の連載後の大騒ぎで「連載中止」ってどういうことだろう。
 実はその連載第一回を読んでいないので、えらそうに書くべきじゃないことは重々承知なんだけど。
 人の「ルーツ」、とくに国の行く末に関わるような人物の「ルール」には重きをおくような考えの人だとは思うけれど、被差別の問題をどのように扱って橋下氏に関する連載を進めていくべきだったのか、そのあたりは第一回で予想できたんだろうか。
 どちらにしても、「知らず知らずのうちに差別表現をしていました。すいません」のレベルでないことだけは確かだ。当然、こういう騒ぎになることは承知の上だっただろうし、あの橋下氏が黙っているわけないこともわかった上での連載スタートだったのではないのか、とくに編集部は。
 それなのに、いまさら「不適切な記述が複数あり、このまま連載の継続はできないとの最終判断に至りました」というのが意味不明。
 結局、非難が想定を越えていたってことなのか。で、「謝っちゃうしかないでしょ」ということなのか。なんだかわからないけど、収拾がつかなくなった? 
 
 新聞社系の週刊誌の発行部数の低下がいわれて久しい。
 メディアとしての評価はどうなの?ということはさておいて、週刊文春や週刊新潮は扇情的な見出しや「え、こんな人のことでここまで過激に書いちゃうの?」的な記事で、それなりの発行部数を維持しているのかもしれない(それでも減少傾向だとは思うけど)。
 週刊朝日も、昔の「地味だよね~。なんかつまらなそう」という見出しが最近はちょっとかわってきて、編集方針とか変えてきた?ということを言う人もいる。で、ここらで冒険を試みた? だけど、闘いきれずに早々に白旗ですか・・・。
 佐野氏はどうするんだろう。見解を今のところ語ってないし。
 連載中止となった段階で、原稿を引き上げて、ほかの出版社から単行本として出すとか? でも週刊朝日の編集部とタッグを組んで・・・ということだから、そうかいかないのかな。
 内容については読んでいないので何とも言えないけれど、連載中止を早々に決めた週刊誌側については「カッコ悪い」話だ、というしかない。
 橋下氏をふだん支持しているわけではないけれど、今回のことについて語っていた彼の発言内容にはうなずける点が多かったかな。



                     


■時代劇 諸々
 先日「BS歴史館「ここまでわかった!?忍者の真実~乱世の影に忍びあり~」の再放送を見て、乱世以降の伊賀甲賀の忍者たちの苦悩に興味をもった。

 https://pid.nhk.or.jp/pid04/ProgramIntro/Show.do?pkey=001-20120823-60-19002

 そうしたら、NHK BSで、時代劇「猿飛三世」が始まって、ついつい録画して見てしまった。
 これがなかなかおもしろい。

 http://www.nhk.or.jp/jidaigeki/sarutobi/

 伊藤淳史扮する猿飛佐助の孫の成長記ということか。
 「大奥」の重~いテーマ(笑)とは異なり、苦悩する青年佐助三世の青春の匂いを漂わせながらの痛快?時代劇。
 どちらも、異なる土壌の上でおもしろい。

 忍者はかつて私の憧れの職業(笑)で、いくつかある空想人生ドラマのひとつを彩っていました。懐かしい・・・。


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