■“まん延防止”に飲食店困惑「本当に最悪」「うんざり」
テレ朝NEWS 2022/01/18
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000241865.html
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・飲食店は「本当に最悪」「うんざり」
まん延防止措置の要請を巡り、自治体の対応が分かれるなか、飲食店はどう思っているのでしょうか?
東京都などが、まん延防止等重点措置の適用を要請したことを受け、都内の飲食店からは、不安の声が聞かれます。
マルヤス酒場 新橋店・金田雄震店長:「本当に苦しいです。お客さんが少なくなったというのは、本当に感じる」
戻っていた客足は、年末と比べると、およそ半分に減り、従業員のシフトも減らすなど、すでに大きな打撃を受けている、この居酒屋。時短営業を要請されれば、さらなる売り上げの減少は、免れません。
マルヤス酒場 新橋店・金田雄震店長:「売り上げも当然、減ると思います。(客が)一番入っているのが、午後8時半から9時が一番多い。そうなると、本当にもう最悪だと思います」
訪れていた客は、次のように話します。
来店客:「(Q.「まん延防止」で仕事後の飲み会に影響は?)来られなくなりますね。会社で通達が出てますので、自治体の通知に合わせた対応をします」
別の飲食店のオーナーは、まん延防止措置の中身がどのようなものになるのか、不安を隠せません。
やきとんユカちゃん・藤嶋由香オーナー:「一言で言うと、うんざりきてます。ただ『まん延防止』をやると突き進んでいくので、本当に誠意がないと思う」
酒の提供は可能なのか?協力金は支払われるのか?早く明らかにしてほしいと憤りを口にします。
やきとんユカちゃん・藤嶋由香オーナー:「絶対従わないということはないが、前回と一緒だったら、(協力金は)一日2万円とかなので。それで営業するなと言われても、無謀な話だと思います」
飲食店への制限について、ある政府高官は、次のように話しているということです。
政府高官:「時短営業がまず効く。酒も出さないことで、協力金が出るわけだから、当然効果はあるよね。沖縄も率直に言えば、劇的に下がっている」
・高齢者施設“ガラス越し”に逆戻り
オミクロン株の感染拡大を受け、頭を悩ませているのは、飲食店だけではありません。高齢者施設の現場も、対策に追われています。
博水の郷・田中美佐施設長:「感染しているが、症状が出ていなくて、いらっしゃるという可能性もあるので、『ガラス越し面会』に戻させて頂いた」
東京・世田谷区の特別養護老人ホームでは、先週から、入居者と家族の面会を、ガラス越しで行うように切り替えました。
3カ月前から、2年ぶりに直接面会できるようになりましたが、「ガラス越し面会」へ逆戻りしました。
博水の郷・田中美佐施設長:「顔は見えたとしても、手が届かないとか、声がマイク越しになるので。耳が遠い方に関しては、理解が難しかったり、そういったこともある」
スキンシップを図り、コミュニケーションを取ることが、面会では大切だといいます。
それでも厳しい対策で臨むのは、入居者を守ると共に、職員の感染を防ぎ、介護崩壊を防ぎたいからです。
博水の郷・田中美佐施設長:「職員は自分が感染しなければ、利用者は感染しない。だからこそ、自分が気を付けなければいけないと、かなり自制した生活をしてきた。緊急事態宣言が緩和されて、気が楽に少しなっていたところ、オミクロン株が急拡大してきたことで、職員の心が苦しくなることがとても心配です」
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“まん延防止”に飲食店困惑「本当に最悪」「うんざり」
テレ朝NEWS 2022/01/18
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