smilebetter.jp

歯科用品・技工材料・器具・機械通販サイトです

機能性ディスペプシアの治療

2013-03-04 11:16:52 | 日記
機能性ディスペプシアの他にも、検査を行っても、症状の原因となる異常がみつからない消化器の病気があります。胸やおなかのあたりに不快な症状があるにもかかわらず、内視鏡検査などを行っても、症状の原因となる異常を発見できない病気をまとめて「機能性消化管障害」と呼びます。機能性消化管障害には、機能性ディスペプシアの他に「非びらん性胃食道逆流症」や「過敏性腸症候群」などがあります。機能性ディスペプシアの患者さんは非びらん性胃食道逆流症や過敏性腸症候群をあわせ持ったり、時間の経過とともに症状が移り変わったりすることが報告されています。胸やけなどの不快な症状があるにもかかわらず、検査をしても食道にびらんや潰瘍などの異常がみつからない病気です。胃液や胃の中の食べ物などが食道に逆流して、びらんや潰瘍ができる逆流性食道炎と同じような症状が起こります。

非びらん性胃食道逆流症で起こる胸やけと機能性ディスペプシアで起こる心窩部痛・心窩部灼熱感の症状は似ていますが、機能性ディスペプシアではみぞおちのあたりに症状が現れるのに対し、非びらん性胃食道逆流症ではそれよりも上の胸のあたりに症状が現れます。 過敏性腸症候群とは、腹痛や腹部不快感をともなう下痢や便秘などの便通異常が慢性的にくり返される病気です。単純な下痢や便秘と大きく違うのは、主な原因がストレスであることと、腹痛やおなかの張り/おなかがなんとなく気持ち悪い/おなかが鳴るといった腹部症状をともなうなど、排便状態と症状に密接な関係が認められることです。機能性ディスペプシアと同じように、過敏性腸症候群も機能性消化管障害のひとつですが、機能性ディスペプシアは胃と十二指腸の機能障害であるのに対し、過敏性腸症候群は主に大腸の機能障害が原因で起こります。

患者さんの症状や原因に応じて、医師が次のような薬の中から適切な薬を処方します。胃もたれや早期飽満感がある場合には、消化管のはたらきを活発にする消化管運動機能改善薬が使われることがあります。ドパミンD2受容体拮抗薬やセロトニン5-HT4受容体作動薬、漢方薬など、さまざまな種類があります。十二指腸に胃酸が流れ込むことによって胃の運動機能が低下し、さまざまな機能性ディスペプシアの症状が引き起こされることが知られています。また、胃が知覚過敏の状態では、正常な胃酸分泌であってもみぞおちの焼けるような感じや痛みを感じることがあります。

酸分泌抑制薬は、胃酸の分泌を抑え、みぞおちの焼けるような感じや痛みを改善させます。
酸分泌抑制薬には、ヒスタミンH2受容体拮抗薬や、プロトンポンプ阻害薬といった種類があります。消化管運動機能改善薬や酸分泌抑制薬でも症状が良くならない場合は、抗うつ薬や抗不安薬が使われることがあります。ピロリ菌に感染している機能性ディスペプシア患者さんに除菌療法を行うと、機能性ディスペプシア症状が改善するという報告もあります。ピロリ菌の除菌のために3種類の薬を7日間飲み続ける治療法があります。しかし、現在我が国においてピロリ菌の除菌治療は一部の疾患にしか保険適応が認められていないため、機能性ディスペプシアの場合は保険適応が認められていません。
歯科用品をお探すなら、以下のサイトをご利用くださいね!
歯科材料 通販
患者監視装置
高圧蒸気滅菌器

逆流性食道炎の検査と症状

2013-03-04 10:59:29 | 日記
逆流性食道炎の診断は、問診、内視鏡検査などにより行われます。逆流性食道炎では、胸やけをはじめとしたさまざまな症状が起こります。問診では、症状をしっかり伝えましょう。逆流性食道炎の診断や治療の効果をみるために以下に示すような問診や検査が行われます。

胸やけの診断・治療では、詳しい問診で、患者さんが感じている症状を先生に正しく伝えることがとても重要です。逆流性食道炎などの診断のために特別に作られた世界共通の問診票を使って、症状を判定することもあります。上部消化管内視鏡(いわゆる胃カメラ)を口か鼻から入れ、モニターで食道の粘膜の状態を確認する検査です。びらんや潰瘍がみられるか、重症度はどれくらいかが分かります。重症度の判定には、粘膜の色調変化およびびらん・潰瘍の大きさや広がりによって判定する「ロサンゼルス分類」がよく使われます。食道の病変が逆流性食道炎によるものか、がんなど他の病気によるものかの区別が難しい場合は、内視鏡検査の時に病変部分の組織をとって、組織学的検査を行います。

胸やけがあっても内視鏡検査で異常がみられない場合や、内視鏡検査が行えない患者さんに対して行われる診断法で、逆流性食道炎や非びらん性胃食道逆流症の治療に使われるプロトンポンプ阻害薬(PPI)を7日間、試しに服用して、効果があるかみるものです。この方法で胸やけなどの症状が良くなれば、逆流性食道炎や非びらん性胃食道逆流症の可能性が高いと診断されます。逆流性食道炎では胸やけのほかに、呑酸(どんさん:酸っぱい液体が口まで上がってくること)、胸痛、咳、のどの違和感、不眠などさまざまな症状がみられます。しかし、なかには食道に炎症が起こっていても、あまり症状を感じない患者さんもいます。

胃液や胃の内容物が食道に逆流すると、胸のあたりに焼けるような不快な感じがする胸やけが起こります。また、酸っぱい液体が口まで上がってきてゲップがでる「呑酸(どんさん)」という症状が現れることもよくあります。ひどい時は吐いてしまうこともあります。咳や喘息が起こることがあります。逆流した胃液が、のどや気管支を刺激したり、食道の粘膜を通して神経を刺激したりして起こると考えられています。逆流性食道炎の治療を行うと、喘息の症状が改善する患者さんもいます。逆流した胃液で、のどに炎症が起こり、違和感や痛みを感じることがあります。ひどくなると食べ物が飲み込みづらくなったり、声がかれたりすることもあります。
歯科用品をお探すなら、以下のサイトをご利用くださいね!
根管治療機器
生体モニタ
生体情報モニタ 価格