smilebetter.jp

歯科用品・技工材料・器具・機械通販サイトです

磁性アタッチメント

2013-03-22 11:40:01 | 日記
お口の中に残っている歯根を利用して、歯根の中に、小さい磁石を埋めます。そして、義歯にも磁石を埋めると、磁性アタッチメント義歯と呼ばれるものとなります。磁石の力で、義歯の維持を求めるものです。フィット感は優れていますが、欠点は、MRIを撮るときに、もしかしたらはずさなければならない場合が出てくるということです。

この患者さんは、形状記憶素材と、磁性アタッチメントを組み合わせて作りました。以前の義歯は、保険で作っていて、「うわあご」の部分にバーと呼ばれる太い線が渡っている作りでした。どうしても、金属の味がするようだし、バーにものが引っかかるということで、このような形の義歯にしました。

磁石の入れ歯は磁石の吸引力を利用した義歯で、磁性アタッチメントと呼ばれるものです。根っこだけになってしまった歯根に対し、支えとなるキーパーと呼ばれる磁石をくっつける特殊ステンレス金属を入れ、入れ歯側に小さい磁石をセットした入れ歯です。

強力な磁力によりガタつかない密着した入れ歯ができます。また、装着・取り外しも簡単で、お手入れもしやすくなっています。磁力の強さを調節できるので、部分入れ歯だけでなく、総入れ歯にも適用する事ができます。

1)バネ(クラスプ)の代わりにアタッチメントという維持装置を用います。
2)歯根に「磁性金属」を取付け、入れ歯に小型磁石を埋め込みます。磁性の吸着力により入れ歯の安定をはかります。
3)バネ(クラスプ)の様に歯を倒す為害作用が無い為、残存歯への負担が軽く、又、十分な維持力も持ち合わせています。
磁石を利用して入れ歯を固定する『磁性アタッチメント』は、すっきりとした装着感を可能にしました。固定するためのバネがないため、装着方法も取り外しもずっと楽で、お口の中の違和感も軽減しました。

高性能の磁石と、磁石の力を維持するステンレス鋼との組み合わせで作られています。カップ型とサンドイッチ型の2種類のヨークがあり、デンチャーやアタッチメントの形に合わせて使い分けられています。磁性アタッチメントは、バリエーションが豊富です。今後は従来のものとの併用により、噛み心地のよい、丈夫で扱いやすいものへと開発が進むと思われます。保険診療の対象外ですが、違和感に悩む方には、多少のご負担を超えるメリットがあります。

この文章はwww.smilebetter.jp通販サイトから転載します。歯科用品をお探すなら、以下のサイトをご利用くださいね!人気コレクション、初回お試し、スマイルベター全商品まるごとBest10をご紹介、単品2件以上のご購入で5%OFF~23%OFF、お問い合わせお気軽に
歯科 双眼ルーペ ライト
タービン 歯科
歯科 超音波洗浄機

エナメル上皮腫

2013-03-22 11:02:12 | 日記
エナメル上皮腫は歯原性腫瘍の一種で、良性腫瘍。実質はエナメル器に類似している。歯原性腫瘍の中でもっとも多い腫瘍である。1827年にCusackによって報告され、1930年にIveyとChurchillによって現在の名前であるAmeloblastomaと命名された。口腔領域に発生する歯原性腫瘍のなかでもしばしば遭遇する代表的な腫瘍である。

エナメル上皮腫は顎の骨に発生する腫瘍で、歯原性腫瘍のひとつです。ほとんどが良性ですが、極めてまれに悪性のものがみられます。エナメル上皮腫の発生する頻度は、歯原性腫瘍のなかでは最も高く、60%以上を占めていますが、口の中にできる腫瘍全体からみると、その15%ぐらいの割合です。

男女別での発生頻度の差はほとんどありません。腫瘍に初めて気がつく年齢は、20歳代が最も多く、10歳代から30歳代までが70%以上を占め、比較的若年層に多くみられています。出現しやすい場所としては、上顎より下顎のほうが圧倒的に多く、下顎でもとくに親知らずの位置に多くみられます。エナメル上皮腫は、痛みを感じずに顎の腫れを示すことが多く、顔面の非対称や歯の動揺などを認めます。そのため、歯科医院へ受診しレントゲンを撮影した際に偶然発見されることもしばしば見られます。

顎の骨の腫れが主症状ですが、腫瘍の発育はゆっくりで、徐々に骨が膨らんでくるため、感染による急性炎症でも起こらない限り、気がつかずに経過することが多く、歯科治療時のX線撮影で偶然発見されることもしばしばあります。また、腫瘍の発育とともに歯の周りの骨―歯槽骨を吸収するので、歯並びが不正になったり、歯が動揺してくることもあります。下顎では、腫瘍の増大により下歯槽神経が圧迫され、神経痛様の痛みや、知覚麻痺などが起こることもあります。

歯科用X線パノラマ撮影法により、比較的容易に臨床診断はつけられますが、確定診断は試験切除・病理組織学的診断によります。腫瘍には、充実性のものと、嚢胞性、空隙のものとがあり、嚢胞性の場合には、他の顎骨内に発生する嚢胞との鑑別が重要となります。

エナメル上皮腫は、画像所見、病理所見、臨床所見を総合的に考慮し治療方針が決定されます。しかし、治療方法は未だ一定の見解は得られておりませんので、各医療機関において開窓術や顎骨切除など様々な治療方法が用いられております。腫瘍摘出術や開窓術などの処置と反復処置を組み合わせた治療方法で、比較的大きなエナメル上皮腫においても顎骨を温存できる非常に低侵襲な治療方法です。

この文章はwww.smilebetter.jp通販サイトから転載します。歯科用品をお探すなら、以下のサイトをご利用くださいね!人気コレクション、初回お試し、スマイルベター全商品まるごとBest10をご紹介、単品2件以上のご購入で5%OFF~23%OFF、お問い合わせお気軽に
歯科材料
歯科用ルーベ
歯髄診断器