kamacci映画日記 VB-III

広島の映画館で観た映画ブログです。傾向としてイジワル型。美術展も観ています。

BRUTASの「泣ける映画」

2009年11月22日 | 雑談ほか
今週号の雑誌「BRUTAS」の特集は「泣ける映画」。
ざっと目を通したら・・・ほとんど観とらん。

そんな中、戦争映画の1位が「最前線物語」というグッドなセレクション。

観れば観るほど味わいの出るいい映画で、ノルマンディー上陸作戦のオマハビーチのくだりは、兵隊20人、上陸用舟艇1隻という低予算ぶりだが、波打ち際で死んだ兵隊の腕時計と潮の満ち引きで、膠着状況を表現するあたりに感動した。
同じ状況を大予算で再現した「プライベート・ライアン」が20分足らずでオマハビーチを突破したかと誤解を招くのとは対照的だった。
他にも、因縁のドイツ兵や民家に隠されたドイツ戦車、強制収容所の解放など、忘れがたい印象的な場面が多い。

ところで、12月2日に広島市立大学で16ミリとはいえ、サミュエル・フラー監督の「クリムゾン・キモノ」と「東京暗黒街 竹の家」の上映会が行われる。何としても行きたいのだが、仕事の会議と飲み会がバッティング。残念無念。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« イングロリアス・バスターズ | トップ | コネクテッド »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

雑談ほか」カテゴリの最新記事