スーパーでは、まだまだ美味しいリンゴが店頭にならんでいますが、食後のデザートやおやつとして召し上がっている方も多いと思います。
りんごは栄養価の高い食材として古くから知られています。
「一日1個のリンゴで医者いらず」ということわざは有名ですね。
健康効果としては、リンゴには食物繊維とカリウムが多く含まれています。
食物繊維には腸の働きを活発にして、便秘の解消に効果的です。
カリウムには体内の余分な塩分を排出する効果が期待できるため、便秘や高血圧といった生活習慣病の予防としても注目される果物です。
また、強い抗酸化作用があるとされるリンゴポリフェノール(プロシアニジン)、疲労回復につながるリンゴ酸やクエン酸といった有機酸も含まれています。
こんなふうに一日1個のリンゴは医者いらずといわれるほどのリンゴですが、特筆するのはエドガー・ケイシーは全く正反対の立場をとっている事です。
エドガーケイシーは1877年米国ケンタッキー州に生まれ、1945年にこの世を去るまで リーディングという半覚醒状態から潜在意識に入って、患者の病状を適確に診断した上で、アドバイスや食事療法などを教え与え、多くの患者を病から救いました。
今日でも多くの人達がケイシー療法を実践しています。
ケイシーはリーディングでリンゴの事を以下のように述べています。
●(生の)リンゴは一切だめだがその他の果物は良い。加熱調理したリンゴな
ら、食べても良いだろう。
●生リンゴは用心するが、加熱調理したリンゴは望ましい。
●生のリンゴはあまりよろしくない。 少しであれば食べても良いが、十分に咀
嚼する必要がある。できればリンゴは焼くか炙ったものにする。
●新鮮なリンゴ、生のリンゴは一切食べない。焼きリンゴあるいは調理したリンゴを少量なら食べても良いだろう。
では、なぜ生でリンゴは食べる事が良くないのでしょうか?
ケイシーによると生リンゴは体内に酸を形成してしまうそうなのです。
●この特定の状態では、またこの種のどんな状態であっても、リンゴは体内に苦味を造り出すような酸を産生するからである。
それは、十二指腸での逆流作用によって作り出され、リンゴのこの性質のために過剰の負担をしいられた膵臓からの分泌物によって産生される。
●大きな不安やストレスを抱えている時には、特に生のリンゴやバナナなど、酸を作り出す性質の果物を食べてはならない。
ケイシーは、加熱調理したリンゴならいいけど、生は良くないよって言っているのです。
リンゴは具合のよくない時や病気のときに食べたほうが良いと思われますが、体調の悪いときは加熱調理しない限り、逆に避けたほうが良いのかもしれません。
ただし、健康体の人が少々食べる分には大丈夫だそうです。
ケイシー療法では、生のりんごには、消化器官系をリセットするという働きがあり、他の食物が未消化にならないよう、食べるときにはりんごだけで食べるようにと薦めています。
それでも、できるだけ単独で、空腹時や食間にいただくのが良いようです。
要約すると、果物は基本的に勧められるが、
①生のリンゴは他の食事と一緒に食べてはならない。
②生のリンゴを食べる時にはそれだけを単独で食べる
③食べる時は食後ではなく、食間に。
④食事のときに食べるのなら、リンゴだけを。
食後のデザートにしがちですが、そのようにしないことが重要のようです。
せっかく美味しいりんごが手に入ったら、生でかぶりつきたくなるものです。
生で食べる時は、上記で書いた事を念頭にいれて食べるのがよいのかもしれません。
からだに安心・安全だけにとどまらず
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