編集者と夜中までメールでやりとりしながら
ゲラとにらめっこしていたら、
眠りも浅いし、疲れも残って。
(ああ、仕事にならないなあ)
思い切って、丸一日休むことに。
そういえば、5月に文化服飾学院博物館へ行ったとき
ベルギーと日本展…目黒区美術館のこの企画展の案内が
掲示されており、興味を持ったんだっけ。
というワケで。
着ていったのはコチラ。
6月の、でもまだそんなに暑くないときに着たい
秦荘紬。よーく見るとすこーし透けているのですが
居敷当てもついているし、ほとんどわかりません。
これにご覧の通り、レモン色の半衿と
レモン系の帯揚げ(吉田美保子さん)を合わせました。
紫の補色ですね。
帯締めはその紫系の濃淡に、モレッティの3個使い。
前はこんな感じ。
帯は裂織の八寸です。
後ろはこんな感じ。
半衿が出過ぎてしまいました…
何となく私、この秦荘を見ると紫陽花をイメージします。
紫が入っているからでしょうか。
さて、目黒区美術館の方は…
写真撮影(一部を除き)OKで、
なかなか充実した内容。区の運営だからか、これで入館料800円は
とてもお得!だと思います。
19世紀末以降の、印象派とシュルレアリスムを中心に、
ベルギーの画家に影響を受けて、それらの表現を日本に持ち帰ってきた
邦人画家の作品を中心に紹介。彫刻もありました。
印象派、というと、今では日本人にもっとも好まれている
様式の一つのようにとらえられていますが、
20世紀初頭の日本では「ヘンなもの」扱いされて、
浸透しなかったそう…そこで涙をのんだ画家もいたわけで、
日本の洋画の歴史に、ドラマを感じました。
後日、もうちょっと詳しくレポしたいなあと思っています。
6月18日までなので、ご興味のある方はぜひ!
特に、後期印象派、点描、フォビズム、そしてマグリットが好きな方には
満足度の高い展示内容だと思います。
公式サイトはコチラ。
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