神奈川絵美の「えみごのみ」

この色が似合う年頃になりました

今日は、矯正歯科の定期検診で六本木へ。

その前に、どうしても行きたいところがあって……

着てみたのは、コチラ。



十日町と思われるざっくりした紬は
フタコの松美屋さんで、きしや扱いだった反物から
仕立てたもの。
帯は群馬の高光織物さん、絹裂織の半幅。

そして……

半衿に注目。私、着物歴約18年で、初めてこの色を
つけてみました。



染色家 佐藤節子先生からいただいた
緑のたたき染めの半衿。もう、10年以上前になるかも知れない…。
当時は…私、濃い色の半衿を使いこなせなくて、
特にこうした渋めの色は、顔立ちとのバランスが難しいと
思っていて。

でも昨晩、ぱっとひらめいて合わせてみたら
自分としては予想以上に、しっくりするなあ、と
一人、悦に入ってしまいました。

和服は、若い時分は合わないかなと思っても
歳を重ねてからなじんでくるものもあるので、
ずーっと持っている方がいいなあ、なんて。
(このあたりの考え方は人それぞれだと思います)

渋い色でも、沈みこまず、
装いを引き立てるような使い方ができたらいいなあ。

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さて、行きたいところとは



日本民藝館。ここで漆の展示が6月18日まで開催されています。


江戸時代の枕…漆×卵殻のデザイン、
今見ても、攻めているというか、ソリッドですよね。

先日の、ベルギー×日本の美術展のレポも後送りになって
しまっていますが、こちらも時間の都合でレポは後日
アップしたいと思います。

コメント一覧

kanagawa_emi
まるたけさん、こんにちは。
私もこれまで、半襟であまり冒険できなかったのですが、
年齢を重ねてきて、おっしゃるような「シックおしゃれ」
がどういうものか、わかってきたような気がします。
紫も、色味によりますが肌色をきれいにみせてくれそう・・・。
まるたけ
半襟、お着物の風合いと色合いによくマッチしていると
思います。自然な感じ。
いつだったか、展覧会ですれ違ったお着物女性の残像が今でも
くっきり残っています。紫の半襟でした。他は沈んだ感じの色目なのに、そこだけ紫。派手というより、シックでお洒落だなあと。
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