![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/ad/7d65c37a2c0f1bad3749cad58a6a1c72.jpg)
新宿高島屋で開催されていた、こちらの展示会へ
足を運んだ(会期は終了しています)。
事前に、「きもの英」さんより、招待券をいただいていたのだ。
今田美奈子さんは1970年代より活躍して
いらっしゃる、お菓子研究家&テーブルアートの先駆者。
スイスやフランスで学んだ優雅で気遣いあふれる
テーブルセッティングは、
私を束の間、お茶会のお招きに預かった貴婦人の気分に
させてくれる。
「食卓芸術」というアートのジャンルがあることを
私はこの展示で初めて知った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/88/bd2d1d7909c31ac24b414402381e497f.jpg)
これはニュースリリースの一部だが、
エリザベートやエカテリーナ、マリア・テレジア
マリー・アントワネット…と、誰もが知る歴史上の要人が
好んだとされるセッティングを再現。
(すみません、このセッティングの説明は失念しました…)
実に美しい、実に高貴。でも…。
私がより強く興味を惹かれたのは、
この写真の背景。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/0d/8980e366504484907e3aac5f545c660e.jpg)
薔薇やお人形が、
すべて砂糖菓子でできている!
陶器のよう、いやそれ以上に
豊かな発色に細密な造形。
すべて人の手で創られている。
当時の植物画をもとに、そっくりに創られた
薔薇もいくつか展示されていて、
花びらが落ちている様子などもリアル。
ただ…。
私はなにぶん、ゲルマン魂の持ち主
なので、
つい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/dog_left.gif)
あるのだろう」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/dog_right.gif)
頭をよぎってしまった、ごめんなさい!
ところが
この展示では終盤に、
日本のおもてなしのセッティングも紹介されていて
そこにはお茶会でもおなじみの干菓子。
(もちろん展示用に、華やかな細工がほどこされていますが)
それを見たとたんに
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/dog_left.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/dog_right.gif)
砂糖でつくることの意味云々は吹き飛んでしまうのだから
ずいぶん矛盾しているものだ、と我ながら思った。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/fa/7b3189295a677691c87052b1bb6044bc.jpg)
食器やカトラリーもゴージャス!
メモを取りませんでしたが、いろんな窯の作品が
ありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/b2/1a74507e71c7adacce28ae80cdd79fa7.jpg)
上の写真の一部。
脚付きのデミタスって可愛いですね。
欲しくなってしまいました。