神奈川絵美の「えみごのみ」

秋バラとアリア

(前回の続き)

さて、元町でヌーベル・シノワのランチを堪能した私たちは・・・


港の見える丘公園へ。
気候のせいかどうか、昨年ほどではないけれど、
秋バラがキレイ


うーん、こうして見ると、下ろしたてのカフェ草履は
このコーデでは少し鼻緒の色がきつかったかな。


嵐の後の港は南風がわずかな凪をつくり、
もともと温暖な地、この日は一層蒸し暑さが増してきて・・・。
(後日談ですが、この翌日は何と気温28℃の夏日。
これでは例え朝から晴れていたとしても、“細雪ごっこ”は無理でしたね・・・)


美しい花を愛でた後は、美しい音楽に癒されたい、
というワケで・・・
向かいの岩崎ミュージアム内 ゲーテ座でコンサート

拙ブログではすっかりお馴染み?
染色作家・佐藤節子先生の義理の息子さんである
テノール歌手 大川信之さんと、“ピアノ王子”安田裕樹さんによる
「オペラと世界の名曲の午後」

モーツァルト、ドニゼッティ、ヴェルディ、プッチーニといった
大家の有名&通好みなアリアと、
アヴェ・マリアから冬ソナまで、世界のなじみ深い歌を大陸別にメドレー形式で
歌ってくださった。
「テノールは数が少ないらしくて、ひっぱりだこなのよ」と、現地で合流した佐藤先生。
今年の年末にかけて、コンサートが目白押しだそう。

夜空をみたら 小さな星が
   涙のように 光っていた
   いたずらが過ぎて 叱られて泣いた
   こどもの頃を おもいだした

・・・武満徹さんの「小さな空」でじんときた。


また、今年はリスト・イヤーとのことで、
安田さんによるピアノ独奏「愛の夢」「ためいき」「鐘」も披露された。
まるで鍵盤一ひとつが生き物のようにうごめき、うねり
ダイナミックかつ繊細なパッセージに思わず息をのむ。


終演後に記念撮影。
「あっ、雨が降ったんだ」
私たちがホール内にいる間に・・・
「結構たくさん降ったみたいよ。私たちってラッキーね」
昼過ぎにはほぼ乾いていた路面が、再び一面に濡れていた。

コートに長傘、しっかり雨具を用意してきた私たちだったが、
結局一度もお世話にならず・・・。
やっぱりこれも、てるてる念力?


(おまけ)

ypさんからいただきました! 可愛い~パンダ・・・は何故かうちのチビワンにも
似ているような。
中は白黒の豆菓子。美味しかったです

コメント一覧

神奈川絵美
やっぴーさんへ
おお、復習、エライです
私はピアノ王子の演奏を聴きながら
浅田真央ちゃんのスケートを思い出していました
(鐘と愛の夢で滑っていたので)
やっぴー
リスト
あの後、家にあるフジコ・ヘミングのCDを掛けました♪
神奈川絵美
straycatさんへ
こんにちは
ハイ、今回の企画は「テノールの魅力を120%聴かせる」というものでして、さしずめ(各オペラの)「テノールのおいしいとこどり」。昼下がりに贅沢なひとときを過ごせました。
キャパ200人足らずの小さめホールですが、木のぬくもりがあり雰囲気は
ピアノ発表会はもちろん、弦楽四重奏なんかにもいいかも知れません。

10回の意味は・・・いや、何となく10回続けて言うと、おもしろい新語が生まれそうな気がしまして。
自分でやってみたら、5回目くらいから怪しくなり、10回目は「わきばらのありゃあ」になってました
straycat
絵美さん♪

港の見える丘公園に、こんなこじんまりしたホールがあるんですね、知りませんでした。
小さな空間での親密なコンサートというのは、大ホールでオーケストラと共に聴くのとは又違った意味での贅沢と言えるのかもしれませんね。

あきばらとありあ!吹き出してしまいましたよ
何で10回なの?
神奈川絵美
Tomokoさんへ
こんにちは
今日は爽やかなお散歩日和でしたねー。横浜は見所がいろいろ! 私もまったく制覇できてません。
Tomoko
おお~秋バラですねえ~♪ 私も今日港の見える丘公園にはじめて足を運びました。こちらは絵美さんグループと異なり、色気のない女子二人で文学館に行ったあと、バラのいい香りも楽しんできたところです~。
あ~、こちらに越してきて、いまだ横浜も神奈川県内もほとんど不案内のまんまです~。
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