神奈川絵美の「えみごのみ」

真夏の夜に、密やかに

吉田美保子さんが織ってくださった着物
「シスレーの居る風景」

この着物に合わせてと、仁平幸春さんにお願いしていた帯が
完成した。


図柄のイメージは春だけれど、
真夏の夜、葉の陰で密やかに、
こんな演奏会が催されていたら…と想像がふくらむ。


モデルになった帯はこちら


地色の、ロウケツによるむら染めが少しおとなしくなった一方、
紺やピンク、イエローの挿し色が入って華やかに。
これらの色は、吉田さんの着物に使われている色を強くしたもの。
仁平さんと私との共通認識なのだが、
この方が、上の着物にも、他の着物にも合わせやすいのだ。
何となく、八掛とも相性が良いような…。


前帯はこちら。

この、蝶々と花がそっと語らうようなデザインが
とても気に入っている。
こちらを、いつも出る方にしてもらった。


もちろんこちらもステキ。

お太鼓、前帯ともに、
画像では見えないが、金線でアクセントがついている。
これが、繊細な黒のラインに立体感を持たせているのだと思う。

これからお仕立てに出して、9月末にはすべてそろうはず。
真夏の夢は、秋にきっとこの手の中へ。

コメント一覧

神奈川絵美
Medalogさんへ☆
こんにちは 
>誂えの特権!
そうですよね…当初は、モデルになった帯と同じものを、ということでお願いしていたのですが、新たな図柄を考えてくださった上に、色もバランスよく入れてくださって…。
「期待以上」のものができるって本当に素晴らしいですよね。
Medalog
だんだん形になってきて、手元に届くのが待ち遠しいですね!
帯のさし色はほんの少しなのに、着物との相性がぐーんと良くなるんですね。これぞ誂えの特権!
神奈川絵美
yukikoさんへ♪
こんにちは わーそうでしたそうでした、待ち遠しいですよね帝劇。10月には絶対間に合いますので…またお会いできるのを楽しみにしています
yukiko
こんにちは!

10月のミュージカルに、ぴったりではありませんか?
期待に胸ふくらませて、楽しみにしておりまーす♪
それまでに間に合わせてもらってくださいね!
神奈川絵美
さくらさんへ☆
こんにちは いよいよですぅ 思えばさまざまなやりとりを、いろいろな方とさせていただいて生まれた着物と帯。みなさまのコメントとともに、すでに思い出がいっぱいです(まだ仕立て上がっていないのに!)。
私も秋が楽しみです。
さくら
http://blog.goo.ne.jp/kyoto-sakuratsuki/
こんにちは、さくらです♪
いよいよという感じですねー!
製作過程をずっと見せてくださっていたので、
わたしまで待ち焦がれていました。
色が少し入るだけで、印象がかわるんですね。
袷の時期のお披露目をまた首を長くして待っています。
神奈川絵美
きむらさんへ♪
こんにちは そうなんです、元の作品はモダンでシュール度も高い(と思っています)分、少し合わせる着物を選ぶような気もしていたんですよね。色が入ると、無地の結城とかオーソドックスな紬にも似合いそう
袷の時期が楽しみです。
きむら
うわ~
差し色が入るとまた雰囲気違いますね~。
元々のよりかわいらしさが出る感じ。

全部そろうの秋ですかー楽しみですね
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