仕事を終え、銀座のアップルストア前で待ち合わせ。
この日ご一緒したのは……
布（特に織）好きなお二方、マダムSさんとFさん。
二年近く前は、「三人官女」だったワタシたち、
今回は「布好きの会」と銘打ち、志村ふくみさんと福田喜重さんの展示へ
ご一緒したのだ。
“名は体をあらわす”という言葉通り、それぞれのお召し物にはこだわりが……
まずはマダムSさん。
大切な記念日にお求めになった、経錦のお着物。
このドレープ、ツヤ、色、そして織。
「さ、さわっちゃっていいですか
」こちらがおろおろするほどの、オーラ全開でした
肩と裾が紫で、全体にほんのりとした暈しが入っており、
訪問着付けながら、こうした気軽な集まりにも
そして帯は貝紫をふんだんに。ゴージャス
Fさんは……
士乎路（しおじ）紬に、藤山千春さんの間道。
着物の深い色が、秋の柔らかでほんの少し寂しげな陽射しに良く合う。
そして雪輪のような、洒落た背紋がアクセントに。
お二方ともコートはベージュ系。
でもちょっと待って！マダムSさんの道中着は……
源氏香の飛び柄がキュート
と思ったら。
ええええええ！？
さらに
えーーーーー！？
アルファベットの飛び柄でした
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さて、ランチは……
以前、着物友Rさんに教えていただいた、銀座三丁目のKAZAN。
シーフードと野菜が美味しい、ヘルシー志向のレストラン。
平日なのに、昼ともなると女性客でほぼ満席。
照明を落として、リラックスムードの中、ゆっくり食事できた。
（写真はマダムSさんから頂きました
）その後志村ふくみさんの、色遣いが繊細でありながら一枚の着物としては
とても「力」を感じる作品の数々にため息をつき、
和光で開催中（～11/5）の福田喜重さんの展示では、
幸せ感に満ち溢れた明るい色の着物や帯、箔、そして刺繍に
（あー、女性っていいもんだな。例え手に入れられなくても
このような美しい着物を纏う自分を、想像できる楽しみがあるのだから）ナンテ思い、
お友達と「すてきね、いいわね」と言い合いながら観るのも
もちろん楽しくて。
記念のスリーショット。
並木通りのウエディングサロン前で、
コンシェルジュの方がご親切にシャッターを押してくださいました。
手の形や体の向きなどのアドバイスも。さすがプロですね。
マダムSさん、Fさん、ありがとうございました！
※志村ふくみ展は終了しています
※福田喜重展の情報はコチラ
（～11月5日）
※レストラン「KAZAN」の情報はコチラ
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