せっかく着物を着ても猫背では、正直、見栄えが良くない。
ましてふっくらした質感の着物では、背中が余計にぼんやり見える。
私の手持ちの着物でいえば…総絞りこそないけれど
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/19/099dd9930381b267065db87690327472.jpg)
佐藤節子先生の桜の着物。
四条の良い生地で、しぼがある上に桜の透かしがエンボスのように入っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/83/999e09eaaf1077a90a2e4f7487351a98.jpg)
こちらは栗山紅型。
三越(みこし)の生地で、つるっとした一越に比べればややしぼが粗い。
(確かしぼには一越~七越まであり、その上が鬼しぼだったような。
違っていたらすみません)
わかっちゃいるけど。
猫背は言ってみれば生活習慣病のようなもので、
気づけばいっときは背すじが伸びても、時間が経てば
自分がラクなように戻ってしまうもの。
突き出た首、上がった顎、体の前に入った肩、その結果窮屈になる脇
そして丸くなった背中。
これら全てに対し、常に気を配り正すなんて、無理だ。
…そこで私は考えた。
背中を、鍛えよう と。
以前、ある有名な理学療法士さんが教えてくれたところによると
「猫背をただすには、胸を張ること」(←これはわかる)
そして
「胸を張るには、お腹を伸ばすこと」
やり方は
1.片方の足を半歩後ろに下げる
2.下げた足のかかとをあげ、前の足に重心をのせる
これだけで、お腹が伸びて自然に胸を張ることができる。
筋肉は連動したり代用しあっているから、
どれか一つだけの筋肉を縮ませる、ということはありえない。
どこかが縮めは、どこかが必ずストレッチされる。
つまり、背すじの伸びた状態=お腹の伸びた状態を長く保つには
背中を強化し収縮をよくして、後ろからお腹を引っ張るようにして支えればよい。
……と考えたのだ。
そもそも、みなさんも
お腹部分には目が行きやすいが、背中は油断しがちではないだろうか。
姿勢だけでなく、歳を重ねると背中にも“お肉”がつきやすいというしね。
……というワケで、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/c1/e7d97ca38c99bca9e93ed6dccc3a9ed1.jpg)
1月末に注文したチューブ。
これで朝晩、広背筋を鍛えるトレーニングをしている。
広背筋はココ
↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/ed/29b63be9562ff0d2af89c1a872a7b351.jpg)
朝晩、たった10分強の筋トレで、決して負荷は高くないけど
始めて5日目で、背筋がプルプルするのがわかったし
(つまり筋肉を意識することができた)
10日目で、「(開脚)前屈」がそれまでよりラクにできるようになった。
(つまり、筋肉がよく収縮されるようになると、元に戻る=ストレッチする力も
大きくなるので、前屈がラクになる)
続ければ、背中もスッキリするし、姿勢も良くなるんじゃないかな。
(で、こういうのって単にスポーツしたり漠然とジムで汗を流したりだけでは
できないのです。ターゲットとする筋肉を決めて、それに合ったトレーニングをしないと)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/46/27c674bb14ff46be303f8d48a7907f73.jpg)
広背筋は赤い楕円のあたりだから、
ここがキュッとしていれば、帯のおさまりもいいし、
帯上もスッキリと!
私も来月にはアラフィフ。歳だから仕方ない、と思われないよう、
がんばってみよう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kuri_1.gif)
※私が続けている筋トレはコチラ。
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