取材攻勢に奔走した挙句、こんな顛末になるとは……。
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クリスマス明け、版元で企画会議があり渋谷方面へ。
着ていったのは……
大城広次郎さんという方による琉球絣のきものに、
桐生織の半幅。柄は雪椿。
これに昭和レトロな着尺で誂えた羽織を着て行きました。
民藝調な着物に、はんなり系の羽織は合うのかなあと
やや不安でしたが、絣が小さ目なので個人的にはあまり
違和感なかったです。
その、羽織つきの上半身と、羽織なしの後ろはこんな感じ。
後ろは本来、雪椿しか出ないはずなのですが、
長さの関係なのか、秋の萩が少し出てしまいました
さて、仕事の前に
こちらの展示へ。年内、余力があったら次回、簡単なレポをアップしますね。
アクシデントは仕事の後、帰路で起こりました。
恥ずかしすぎて、路線名も駅名も書きたくないのですが
新宿区…になるのかな。
車両のドアに挟まれてしまったのです。
駆け込みではなかったのですが、
急がないと乗れないようなタイミングでホームに下り、
前にいた人に続こうとしたら、
すーっとドアが閉まってきて。
私がかなりぼーっとしていたのと、
前の人がスマホを見ながらのんびり乗り込んだのが
たぶん敗因。
しかも、
バッグだけ挟まれた、とか、衣服の一部が……ならまだしも
(それももちろん良くないことですが)
体ごと左右から挟まれました。
イメージとしてはこんな感じ。
右足だけホームに残っていたかな。
後日、ネットで調べたら、ドアの圧力は50kgくらいあるそうです。
(すぐ開くかな)と思ったのですが開かず、
押しても引いても動かず、
そばにいた男性が書類の入ったバッグを引いてもびくともせず。
(このまま発車したら、どうしよう)
とまでは思いませんでしたが、
あまりにもがっちり嵌ってともかく動けないので、
ただただ茫然とそこにいるしかありませんでした…。
車両は数名、立っている人がいる程度の混み具合で、
みなさんも、茫然。
20-30秒くらい経ってようやくドアが開き、
あまりの恥ずかしさに「ご迷惑おかけして、すみません」と
小さな声で周囲に頭を下げるのが精一杯でした…。
もともと、一駅のみの乗車だったのと、
(ラッシュはとうに過ぎており)苛立った雰囲気には
ならなかったのが救いでした。
このアクシデント、私にとっては今年の「ワースト2」。
ワーストは、というと……。
今年の1月、故郷から帰ってきた際、
電車の中に犬以外、すべて置き忘れて下車したこと。
そのときも考え事をしていて、
はっと気づいたときには発車しており、
捜索してもらえるまで約50分、家の鍵も財布も電話もなく、
駅のコンコースで1人と1匹、「フランダースの犬」状態で
茫然とたたずんでいました。
あのときの情けなさといったら!
でもまあ一方で
「犬を忘れたのでなくて良かった」と、意外とほっとしている自分もいました
結局、その電車の終着駅で無事見つかり、
「日本っていい国だ!」と感動しながら引き取りに。
あれ以来、少々の想定外には動揺しなくなったのと、
周りの人への感謝の気持ちを強く持つようになったので、
災い転じて…で良かったかな、と。
2018年の最初と最後に、電車絡みの大失態。
反省すべきところはして、過ぎゆく年とともに忘れようと思います。
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