取材攻勢に奔走した挙句、こんな顛末になるとは……。
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クリスマス明け、版元で企画会議があり渋谷方面へ。
着ていったのは……
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/e8/68656d60fbde67fcd132d7bd1d833aed.jpg)
大城広次郎さんという方による琉球絣のきものに、
桐生織の半幅。柄は雪椿。
これに昭和レトロな着尺で誂えた羽織を着て行きました。
民藝調な着物に、はんなり系の羽織は合うのかなあと
やや不安でしたが、絣が小さ目なので個人的にはあまり
違和感なかったです。
その、羽織つきの上半身と、羽織なしの後ろはこんな感じ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/95/eb984c255ff4fdcef677b6e57f0ddb0b.jpg)
後ろは本来、雪椿しか出ないはずなのですが、
長さの関係なのか、秋の萩が少し出てしまいました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
さて、仕事の前に
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/0e/667996e0f7b4f0278fd93cbde9c0c307.jpg)
こちらの展示へ。年内、余力があったら次回、簡単なレポをアップしますね。
アクシデントは仕事の後、帰路で起こりました。
恥ずかしすぎて、路線名も駅名も書きたくないのですが
新宿区…になるのかな。
車両のドアに挟まれてしまったのです。
駆け込みではなかったのですが、
急がないと乗れないようなタイミングでホームに下り、
前にいた人に続こうとしたら、
すーっとドアが閉まってきて。
私がかなりぼーっとしていたのと、
前の人がスマホを見ながらのんびり乗り込んだのが
たぶん敗因。
しかも、
バッグだけ挟まれた、とか、衣服の一部が……ならまだしも
(それももちろん良くないことですが)
体ごと左右から挟まれました。
イメージとしてはこんな感じ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/b7/47c0de82948a8ac9990dee6d6f18dc26.jpg)
右足だけホームに残っていたかな。
後日、ネットで調べたら、ドアの圧力は50kgくらいあるそうです。
(すぐ開くかな)と思ったのですが開かず、
押しても引いても動かず、
そばにいた男性が書類の入ったバッグを引いてもびくともせず。
(このまま発車したら、どうしよう)
とまでは思いませんでしたが、
あまりにもがっちり嵌ってともかく動けないので、
ただただ茫然とそこにいるしかありませんでした…。
車両は数名、立っている人がいる程度の混み具合で、
みなさんも、茫然。
20-30秒くらい経ってようやくドアが開き、
あまりの恥ずかしさに「ご迷惑おかけして、すみません」と
小さな声で周囲に頭を下げるのが精一杯でした…。
もともと、一駅のみの乗車だったのと、
(ラッシュはとうに過ぎており)苛立った雰囲気には
ならなかったのが救いでした。
このアクシデント、私にとっては今年の「ワースト2」。
ワーストは、というと……。
今年の1月、故郷から帰ってきた際、
電車の中に犬以外、すべて置き忘れて下車したこと。
そのときも考え事をしていて、
はっと気づいたときには発車しており、
捜索してもらえるまで約50分、家の鍵も財布も電話もなく、
駅のコンコースで1人と1匹、「フランダースの犬」状態で
茫然とたたずんでいました。
あのときの情けなさといったら!
でもまあ一方で
「犬を忘れたのでなくて良かった」と、意外とほっとしている自分もいました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
結局、その電車の終着駅で無事見つかり、
「日本っていい国だ!」と感動しながら引き取りに。
あれ以来、少々の想定外には動揺しなくなったのと、
周りの人への感謝の気持ちを強く持つようになったので、
災い転じて…で良かったかな、と。
2018年の最初と最後に、電車絡みの大失態。
反省すべきところはして、過ぎゆく年とともに忘れようと思います。