セザンヌやエルミタージュ展は午前から大混雑。
私は国展の一点(展)狙いで。
…とはいっても国展だけでも、絵画、彫刻、写真、工芸と全部見るには
かなりの時間がかかる。
この公募展の魅力の一つは
作品の写真を撮れること。
左の写真の左端は、小島秀子さん。
先日展示を見たばかりの柚木沙弥郎さん(左)と、
岡本隆志さん。
祝嶺恭子さんの赤はしっとりと深みが。
右は関史子さん。
新人もベテランも。
左は谷田部郁子さん、右は宮平初子さん。
鈴木紀絵さんの型絵染め、今回はクール&シック。
今回の展示で特にいいな、と思ったのは…
花房直美さんの型染めと、二階堂展子さんの藍染木綿経緯絣。
「のぶどう」というタイトルのこの作品、
型染めなので当然、短い型の繰り返しなのだけど、
私には、いかにも繰り返しています、といった感が少なくて
たいくつしない。
藍染木綿も、こういう着物があったらなあ…と夢がふくらむ。
工芸部門だけでも十分、見応えがあった。
また、前回も思ったことだけど、
観に来る人々の“タイプ”が似ていることにも、驚かされる。
きりっとしていて、活動的で、いかにも“社会と関わっている”風な
女性がとても多い。
何と言うか、私みたいにぼーっと眺めているとか、
ランチのついでに観にきました~というような
美術鑑賞をファッションにしてしまうような奥様は
あまり見当たらないのだ。
そんな人々の肥えた目にさらされ、
出展されている布たちも、またその作者さんたちも
ますます磨かれていくのだろう。
※国展は本日、14日まで。国立新美術館のHPはコチラ
コメント一覧
神奈川絵美
みぃ
神奈川絵美
オンブルパルフェ
神奈川絵美
Tomoko
神奈川絵美
神奈川絵美
辛夷
straycat
最新の画像もっと見る
最近の「美術展・工芸展レポート」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2009年
2008年
人気記事