神奈川絵美の「えみごのみ」

背中に、春蘭

春の一歩手前、この時期にしか
袖を通したことのない羽織。
ここ数年、着られなかったこの羽織に
袖を通せたこと、嬉しく思っています。

それは……

目白のLUNCOさんでいただいた
昭和30年代初頭ごろと思われる、春蘭の羽織。
忘れもしない、数年前の同じ時期、
N津田駅の乗り換え通路で後ろから
「あまりにも素敵な羽織だったので後をつけちゃいました」と
見知らぬ女性に話しかけられ、とても嬉しかった思い出が。

前はこんな感じ。

裄丈が短くて、袖口が出てしまうのですが
道中はできるだけ気をつけるようにして。


着物は、ここ10年くらい着ていなかったかも…の、小糸染芸。
ペイズリーのような柄が入っている、通称「渋カワ不思議ちゃん」。
帯は、羽織の補色の黄色も考えたのですが、しっくりくるのがなくて
小森草木染工房さんの博多帯に。
そして帯揚げに、吉田美保子さんのレモン色「キャンディ×2」をもってきました。

さてこのコーデで向かったのは…

丸の内。
着物友よりありがたくも招待券をお譲りいただいて
移転した静嘉堂文庫美術館へ、岩﨑家のお雛様を観に行きました。

この続きは次回、アップしますね。

コメント一覧

kanagawa_emi
まるたけさん、こんにちは!
羽織はそんなに持っていないのですが、これは
存在感がありますよね。
まるたけ
素敵な羽織♥目の保養させて頂きました。絵美さんの羽織コレクション、楽しみ〜。
kanagawa_emi
香子さん、こんにちは!
その節はどうもです~💛
この羽織はホント、お気に入りです。

静嘉堂文庫美術館も見ごたえありましたし
三菱一号館美術館の方はそれ以上にたっぷり。
いい展示でした。
香子
ホント、キレイなお色の羽織♪
お雛様のコーナーでも光っていらっしゃった事でしょう (^-^)v

ワタシも会期中にまた行かねばです。
kanagawa_emi
冬林檎さん、こんにちは!
>ちっとも魔除けに
いけないのでしょうけれど、つい笑いが…
三つ鱗の羽織も、さぞ素敵でしょうね!
冬林檎
はぁーーーっ、←ため息のつもり。
私も後をついて行っちゃうかも(笑)
電車の中で見かけたら、絶対、同じ事やっちゃうなぁ。
素敵ですもの。
洋服のときは無いけれど和服のときって話しかけられることが多いですよね。

昨日も、私の羽織を見て
「うろこ文様ですよね・・・」と、女性に声を掛けられたんですよ。
私は「三つ鱗です、武将に好まれたようですね」とお答えしたら
女性「そうなんですよ、魔除けになると言われて着ていたんですが、ちっとも魔除けにならなくて・・・」と。

彼女にナニがあったのだろうね。
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