神奈川絵美の「えみごのみ」

先週の着物 覚書

先週は仕事続きで、汐留ミュージアム以外には
寄り道もできず・・・。

なので、着たコーデの記録のみになります。

まずはコチラ。

日中はかなり暖かかった日。
ほっこりした紬はやめて、スーツ着物に読谷山花織の帯を。
帯のきはだ色に、帯締めのブルーグリーンが予想以上に私の好み

そしてコチラ。

この日は歯医者に寄ったので、半幅に。
川島草苑さんの松煙染めの紬に、桐生織の四季の帯。
冬(椿)と春(桜)の移り変わり・・・を表した結び方。
前回よりはまあ、まとまった方かな。でもこの日も結局


羽織を脱ぐことはありませんでした。

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さて、2月中旬に訪れた愛知県犬山市(犬山城と有楽苑(如庵)の見学)には、
旧家、名家が多く、
そうした家から寄付された雛人形が、街の施設のそこここに飾ってある。


ここは旧磯部邸。
江戸時代の町家造りで、登録有形文化財に指定されている建物だ。
屋根の丸みが最大の特徴(写真右)。

この中に

これは入ってすぐの広間で、ほんの一部。


しゃちほことか……


境内?(知識がなくすみません)とか……


宮殿のような建物とか……

これらは7段飾りの一番上の部分。
今だったら、この一部分だけで十分な大きさ、と言われそう。


奥の方の間にも……
このほかに、吊るし雛もありました。

旧磯部邸の管理をボランティアで行っている
70過ぎの男性は、
奥さんのお祖父さまが原三溪の知人で、その時代には有名な写真家だったそう。
「森川さん」とおっしゃっていたので、後からネットで調べたところ
愛知出身の大地主で有名な茶人でもある、森川如春庵かも知れません。
今も三溪園に、その方の作品が飾られていると聞きました。
今年の「夏じたく展」で出合えるかな

コメント一覧

神奈川絵美
セージグリーンさんへ
こんにちは
>お誕生月、おめでとうございます
ありがとうございます
仕事がプレゼント・・・ああ、複雑です

>葵の紋の蒔絵細工の
そういえば、私も名古屋の徳川園で
尾張徳川家のお姫様のお道具を観ました。
とても古いものなのに、蒔絵の美しいことといったら
お雛様のお道具も、込められた思いが垣間見えて
楽しいものですよね。
セージグリーン
お誕生月、おめでとうございます。
お仕事でお忙しいなんて、何よりのお祝いですね。
お忙しくても春らしいお着物をお召しで、さすがです!
御殿飾りのおひな様のお写真もありがとうございます。七段飾りでは、下段のお道具類に目がいきます。昔、水戸の偕楽園で、葵の紋の蒔絵細工のお膳やタンスなどを観たことがあり、さすが将軍家!と思ったものです。
わが家のおひな様は、そろそろ片付けねばなりません。
神奈川絵美
香子さんへ
こんにちは
なるほど「御殿」って言えばいいのですよね。
お恥ずかしい…
この地域はお大尽が多かった(今も?)みたいです。

>それにしてももう3月なんですね
なんですよね・・・今月、雛祭りならぬ自分祭りの月なのに、それどころではない忙しさです
香子
お雛様のアップありがとうございます。
御殿もいろんな種類が有るんですね~。
御殿のお雛様はそれこそ上流の方の持ち物だったと思います。
ウチの師匠曰く「町方は恐れ多くて御殿にはしない」って。
…それにしてももう3月なんですね、早いわ~
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