山本きもの工房さんにお持ちし、派手目の色をどうするか
相談したところまで、前回の記事に書いた。
「薄いグレーをかけてみましょうか」ということで、
端だけ試し染めをしてもらったのだ。
それができあがったというので、さっそく見に行った。
白鷹嬢に、桜の花びらがハラハラ舞う源氏香柄の帯。
帯揚げ、帯締めは薄いピンク系。
クセのない、おとなしめのコーデだ。
足元は、畳表の草履で、
季節の移ろいを惜しむ。
横浜の桜は、もう散りかけ。
生命のリレーは、東北以北へとバトンタッチされていく。
さて、試し染めは・・・?
画面の中央よりやや下に、一本の糸が写っている。
その下がグレーをかけた部分。
写真では、たまたま手前が暗く写っているように見えるかも知れないが、
実際には染めによるもので、私の感覚としては
「かなり渋くなりましたね」
ブログのコメントでも、そのまま・・・というお声が多かったので
色はかけず、元の色のまま仕立てることにした。
「八掛は薄い色のぼかしで・・・」
山本秀司さんと意見が一致した。
比較的面積の大きい、オレンジに合うようにと考えれば
寒色系より暖色系の方がしっくりくるだろう。
というわけで、選んだのはこちら
↓
写真ではピーチピンクに見えるが、
実物は少しブラウンがかったピンクベージュ。
この後、(割と大胆な色づかいなので)
どの色が顔の近くにくるのがいいかも打ち合わせ、
いよいよお仕立てへ・・・。
着物となって会えるのは10月、まだまだ先だけど、
それまでに少しでも、街にこの着物が似合う華やぎが、戻ってくるといいなあ。
※「マーブル小紋、再始動。(その1)」の記事はコチラ
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