二子玉川に出かけた私、
このときのコーデは……
信州と思われる草木染の紬に、
愛用の、藤田織物さんの芽生え八寸。
「この帯、いいわねぇ!」
松美屋さんの女将が感嘆の声を上げて。
-木村孝先生と呉服屋さんで偶然お会いしたときにも
真っ先にこの帯を褒めてくださったんですよ。-
お太鼓はこんな感じ。暗く写ってしまいましたが
わかる人にはわかる、素晴らしい手織りの帯です。
帯締めは何本かあててみて、(少し子どもっぽいかな)と
思いながらも、やはりハッキリした緋色がいいアクセントになって。
帯揚げは紬地のくすんだピンク系。
こちらに、この日は椿の羽織を着て行きました。
上半身はこんな感じ。かなりカジュアルです。
この羽織も昭和の古手なのですが、
以前にも書きましたが、なぜか染め抜き紋がついています。
「あら、珍しい」
「普通、つかないよね」
店の若旦那も覗き込んで。
「花紋なんかの、遊びの刺繍紋ならわかるけど……」
着物に詳しいお店の人も、なぜこの羽織に一つ紋なのか
見当がつかない様子。
生地はとてもしっかりとした、羽尺然としたものだし、
やはり、何か特有の事情があって入れたのでしょうか。
「まあ、柄に溶け込んで目立たないけどね」
ちなみにこの日は特に寒かったので、
さらに黒のニット&ファーショールを羽織ったので
紋は隠れるのですが、
気づかれてしまうと、カジュアルな紬とは不釣り合いに
思われてしまうかな。
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