例えば日曜の夜は「バラカン・ビート」(InterFM 895)が
お決まりになったりして、
お気に入りの歌が急に、増えてきました。
今回紹介する歌もその一つ。
深夜たまに、「オトナのjazz time」(ラジオ日本)という番組を
聴くようになって、
先々週、あっ、この歌声いいな、と思って探し当てたのがコチラ。
小粋で、とーってもスイングしていて、声も弾けて抜けていて、
気持ちがスカッとします。
1920年代に作られた曲で
もともとはフランク・シナトラが歌っていたのでしょうか。
まったく雰囲気の違う、ムーディなスローテンポのテイクが
動画サイトにありました。
細野晴臣さんも2013年にカバーしていて、
やはりギター一本でしっとり歌い上げるような、ゆったりした曲調でした。
あの歌はあなたとともに去ったけれど
メロディーは残っている
夜がおりてきて
存分に幸せを享受した夏が過ぎていく
月の光の下
私たちは愛の歌を歌った
そんなひとときは幻のように終わってしまった
月が傾き、夜明けがきて
あなたとあの歌は去ってしまい、でも
メロディーは残っている
……意訳はなはだしいですが、
こんなような意味だと知ると、
たまたまでしょうけれど、しっとりと少し物悲しそうに歌う
男性陣に対して、
この歌手、Dakota Statonの歌いっぷりが実に潔く、
ああ女性って強い存在だなあ、などと思ってしまいました。
余談ですが上の動画は1950年代の彼女のレコードをデジタル化したもので、
「オトナのjazz time」のパーソナリティさんも、50~60年代がおススメ、と
コメントしていました。
彼女は売れてから割と早めに結婚、引退してしまい、
活動期間が短く、ゆえに知名度があまり高くないようです。
他の歌も聴いてみましたが、バラードやブルースはあまり個性が感じられず、
上の動画のようなスイング、アップテンポが出色の出来に感じられました。
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