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毎年、この時期に開催されているからだろうか。
私の中では、久米島紬といえば、春のイメージだ。
2年前に、この展示でいただいた私の一枚も……
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春の芽吹きを思わせる、アイボリーに若草色。
合わせた帯は、藤田織物さんの芽生え帯。
帯揚げは紅型、帯締めは道明の厳島組。
袖から桜柄の襦袢を、のぞかせてみた。
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後ろ姿は、こんな感じ。
足元は、久しぶりの「銀ねず」……!
結城紬の鼻緒を、長谷川商店さんですげていただいたもの。
寒い時期に合う草履なので、この日履いたらまた一年、
寝かせてしまうかな……。
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久し振りの、長平庵。
この日は、西からいらしたFさんと二人で伺ったのだけど、
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着いたらすでに、着物友のKKさんがいらしていて、
長平庵の主、画家の朋百香さんと、展示の主催者、山本秀司さんと、
朋百香さんのお孫さん、◯子ちゃんも一緒に、
さっそく、記念撮影
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後からやはり着物友のYさんと、Rさんも合流し、
気がつけば、
観劇や食事会でご一緒するいつものメンバーが勢ぞろい(笑)
というワケで、
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上段左、KKさんは弓浜絣に博多帯。
帯締め代わりにベルトというアイデアはさすが!
素朴な風合いの着物がぐっとイマ風に、オシャレ度アップ。
上段右、朋百香さんは、若い織手さんのお祖母さんがかつて織った柄の
復刻で、注文制作の希少な一枚。
帯は私と同じ、藤田織物さん(似ていますが、お太鼓のデザインは違います)。
中段左、Fさんは、もともと久米島紬を織っていた方が転居後、
別の地で織った紬。帯は天蚕の八寸。自然な薄グリーンは天然の繭の色そのもの。
癒されるナチュラルカラー。
中段右、Rさんは春色の薄グリーンをベースにした大島紬に、
帯周りもブルー&グリーンでまとめて、軽やかなコーデ。
下段左、Yさんは一見シックだけれど糸にツヤ感のある伊兵衛織の着物に、
久米島紬の帯。帯締めともに、コントラストがついていてキレイ。
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Yさんのお襦袢も、桜
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KKさんの弓浜絣。いろーんな柄が一枚に。
見ていて飽きません。
それでいて、決してうるさいとか、散漫な感じにはならず、
着物としてのまとまりもあるんですよ。
コーデの紹介をしていたら長くなったので、続きは次回に……。
※「銀ねず」って何? カラスとの違いは? と気になった方は
この草履を誂えたときの記事をご覧ください→「続 カラスにすげたい」