映像だけでなくラジオや音楽も流すことができるのですが、
今日、疲れていて選曲も面倒だったので、
アレクサに(OKグーグルやSiriのAmazon版)
「アレクサ、おすすめの曲をかけて」と、漠然と依頼したら
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/a1/2c0b8ba3addd29265c3339d39af4aea2.jpg)
私の大好きな、
ミルトン・ナシメントのトラヴェシア(Bridges)がかかりました。
(一度もこのデバイスでかけたことがないのに!)
アレクサ、ただものではないな……
IT技術の発展はやはりすごい、とつくづく思った一瞬でした。
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さて、今回はそんな私の、好きな音楽の話。
ご興味のある方はどうぞ。
子どものころから、ちょっと変わった
トリッキーな音楽が好きだった私。
中学に入ったばかりのころ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/22/5fc5e4d814b8e36e60ad38119fd316d5.png)
ウエザー・リポートのブラックマーケットに目を丸くし、
高校に入ったばかりのころ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/4d/1bcd0c2bbb2be0bdc99a78264771c574.png)
カシオペアのメイクアップシティに衝撃を受け、
大学に入ってから
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/fb/359ff20af81784376471c2e3e4cfe03f.png)
ドナルド・フェイゲンのナイトフライに都会を感じ、
トリッキーの定義は人それぞれでしょうけれど、
私の青春時代に出合った三大トリッキーなポピュラー音楽はこの三枚。
そしてつい最近になって、
久々に、D.フェイゲンの流れをくむクールなアルバムと出合い
わくわくしているところ。
それがこちら。
Ole Borud / Stepping Up Full álbum
ノルウェーのミュージシャン、オーレ・ブールード。
幼少時からさまざまなジャンルの音楽に触れてきたようで
音づくりにインテリジェンスを感じます。
過去のアルバムの中にはもっと素直な(?)ポップロックもあるのですが
このアルバムはどことなく80年代の懐かしさもあるAORテイストで
コード進行やメロディーも緻密。
北欧でのこのジャンルはState Cowsが先んじているのですが、
(これはあくまで好みの問題ですが)
ちょっとパターン化されたリフの繰り返しが“当時”っぽくないかな。
大いなる偏見ですが
北欧ってほどよく前衛的で、独自の世界観もあって
モダン&クールなアートが生まれやすい土地柄なのかしら、と
このアルバムを聴いて思いました。