南原幹雄著 戦国時代に生きた軍師の活躍を描いた物語。実在した人物を描いているのに現実味が後半失われていく。武田信玄に仕えるのは良いが上杉謙信との二重スパイとしての描き方は、有り得ないと思う。また、織田信長の幼少の頃に出会い相撲を取ったり桶狭間の戦では織田軍の勝利に導く工作をしたり、川中島での信玄と謙信の戦いでは、何故か謙信の軍団に命を懸けて斬り込んだりした。
また、謙信が厠で刺客に殺される設定は、無理がある。厠の天井裏に居た刺客が槍で謙信を殺したというのは、有り得ないと思う。普通、便所は、建物の外壁側に設けるので、軒先近くの天井裏は、屋根との梁との高さが無く到底、槍は使いこなせない。
戦国時代物は、創作で良いのだけれども余りにも飛躍があり過ぎでした。
また、謙信が厠で刺客に殺される設定は、無理がある。厠の天井裏に居た刺客が槍で謙信を殺したというのは、有り得ないと思う。普通、便所は、建物の外壁側に設けるので、軒先近くの天井裏は、屋根との梁との高さが無く到底、槍は使いこなせない。
戦国時代物は、創作で良いのだけれども余りにも飛躍があり過ぎでした。
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