体が筋肉痛で大変です。26日の金曜から日曜日まで試合をしました。土日は、シングルス、ダブルスの2試合しました。土曜日は、シングルスダブルス合計約4時間テニスの試合をしていました。練習試合と本番の試合では、球を追う真剣さが違って本気で走りますので体力の限界に挑戦みたいな事になりました。結果は、シングルス、ダブルスとも準優勝と言う少し残念な結果です。あまり決勝戦に残る事が無かったので今日は、その後遺症として筋肉痛に悩まされています。
鹿島田真希著 社会性を持たない母親と弟を主人公の女性が脳の病気を持った夫と旅に出て振り返りる。弟の浪費で母親のマンションも人手に渡るもその生活を改めない二人。夫は、障害者になって妻の主人公の気持ちも汲み取れない。うーん、これが芥川賞受賞作?残念。
高野史緒著 どうもこの手の小説は、いけません。140年前のロシアで起きた殺人事件。それも原作あってその後を描いた推理小説ですか。完読できませんでした。時代背景や社会状況がまったく感じられません。何とか賞の乱発ですかね。乱歩賞受賞作って書いてありますが小説本を売らんがための賞であれば読者も何とか賞受賞作だけでは、本を買わなくなりいずれは、質の高い小説も含め本が売れなくなって作家と出版社が困ると思うのですが。完読出来ない代わりに選考書評を読みましたが他の候補作は、もっと酷い評価が下っています。それって賞自体が問題あるのではないでしょうか。
牧薩次著 大戦で家族を亡くした少年が疎開先で画家とその娘と知り合い娘に恋をしたけれど実らず資産家と娘は結婚する。少年は、画家の師事し画家として大成する。画家の娘が嫁ぎ先で幸せになれず病死し残された娘は、自分の子と思いこむ。画家の娘が結婚前に米兵を殺害した罪をかぶろうとして偽装した礼に一夜を共にした事が根拠で残された子が自分の娘と思いこむ。残された子が成長して子を身ごもり主人公の疎開先の産院で子を生み計画的な殺人に巻き込まれる。最初は、悲恋の物語かと思っていたら殺人事件の謎解きのミステリー。最後は、自分の子と思ったままで年老いて死んで行く時に現れた自分の弟子の母親がかって疎開先で一夜を共にした従妹の女性で実は、その時にできた子が弟子になって身の回り世話してくれた事を知らずに死んで行くという落ちがありました。謎解きは別としてこの展開は、面白いです。
米澤穂信著 中世のヨーロッパを舞台にした推理小説。孤島の領主が暗殺された犯人を捜し出す領主の娘と 暗殺者の黒幕を追って来た騎士との物語。魔術とか死なないデーン人の海賊とかなんでも有りの条件で犯人を尤もらしく推理するのは、どんなものでしょう。最後の落ちとして援軍の騎士その人が暗殺者でした。動機は、魔術を掛けられたから。では、誰でも暗殺者は、良かったのです。ただ、どんでん返しに犯人を探し追いつめている騎士本人が気付かないうちに暗殺者になっていた。これってミステリー小説ですか。