クラツー奈良主催のツアー「奈良の萩寺巡り」
オオ!いいんじゃないの。
でもこれって個人でも行けるじゃない?個人だからガイドは付かないけど、
って、思ってシルバーウィーク21日に予定を組んでおきました。
クラツーからのパクリ?ですが、チャリで行くには丁度いいと言うことで走ってきました。
木津川右岸から旧奈良街道を奈良方面に走ります。
すなわち天井を川が流れてる。
JR玉水駅近くのこのJRのトンネル、実は上を道路と川が流れてます。
右側の写真でもJRと道路の上を横切ってるのは川です。
これ以外にも沢山あって、私が釣りに行くか川なんて、なんと川の立体交差にまでなってます。
なぜこうなったか?昔から山から土や砂が水と一緒に流されてきて、川底がどんどん高くなってきたわけで、人々は堤防をどんどん高く作っていったらこうなった。と言うことらしいです。
田んぼ道を走ってるとなんだかんだと目に入るものだから、しょっちゅう停止しては観察。この水路はメダカ一杯の水路。
数年前に見つけたのですが、この時期一番多くメダカが泳いでいます。
今やメダカも絶滅危惧種に指定されてしまう環境ですからね、
考えさせられます。
彼岸花も最盛期となってるようで、田んぼのあちこちで咲き誇ってます。
昨年気が付いたのですが、この彼岸花のつくりってご存知ですか?
バラバラにしたのがこの写真。
右側のような一片が4~7つくらい輪になって引っ付いたのが彼岸花一輪になるんですね。
こんなん、常識でした?私にとっては凄い発見でしたのですが・・・・・(^_^メ)
こんな遊びながら走ってると、前に進みませんがなぁと一人楽しんでおります。
やっと木津川市に入り、川沿いの田んぼ道を進むも、あれもこれも目に入りなかなか・・・・・
ここから出来るだけ本通りは避けて裏道を
若草山方面向けて走りますが、さすがシルバーウィーク、混雑が半端でない。
裏道まで渋滞で走り難いのなんのって。
これなら本通りの方が渋滞してても走りやすい。
駐車場が満車のようで皆さん苦労してるようです。
まず目指すは新薬師寺。ここの前は2度ほどチャリで走ってるので問題なく新薬師寺に到着。こじんまりしたお寺で、本堂を中心に周りに鐘楼や地蔵堂、石仏群があるだけですが。本尊の釈迦如来坐像と取り巻く十二神将立像などの国宝は一見の価値あり。薬師寺に新なんて付くし新しいのかと思ったら、千二百年以上の歴史あるお寺さんでした。
さて肝心の萩は????
「あれー」見当たらない?
そう、ほとんど咲いていません。
次に向かうは百毫寺、700mほどだそうで各所に案内板が有り、チャリなら3分位。
ここは本殿に向う階段の両脇に萩が覆うように垂れてるらしい。
道路からいきなり階段。「自転車P禁止」だって。どうすりゃいいの?駐車場もないわけ?(帰りに気が付いた、道路反対側に民間?有料Pがある)
仕方がないので無理やりチャリを階段の曲がり角まで押し上げて駐輪。
受付からそれほど広くない階段がず~と続いています。萩の枝房が階段に覆いかぶさるように垂れていますか・・・・・?????
ほとんど咲いてませ~ん。(ーー;)
気を取り直し参拝し、周りを見渡すと、いろんな野草が目に入ります。
そう言う花の寺でもあるようです。決して広くないこじんまりした庭ですがなかなか楽しい。
ミズヒキ ギンミズヒキ
シュウメイギク 萩もチラッと
最後は元興寺。
ここは奈良の街のど真ん中、奈良町の近くにあり、付近はガイドブックやら地図を片手に人人人、人気のお店は長蛇の列。さすが連休です。
境内に入った瞬間「オオ!」とばかりに萩の花が迎えてくれました。
萩の花以外にも沢山咲いています。
最後元興寺でたっぷりと萩を堪能できました。
クラツーさんありがとうございました。( ^)o(^ )
平城宮跡に入り、なぜか来るたびにいつも記念写真を撮ってしまうと言う場所。
反対側を見ると
この広大な敷地の平城宮の中をなぜ電車が・・・・
「ブラタモリ」NHKで言ってましたね。
戦後間もなくこの辺りの土地を買い上げ、発掘作業が始まったのだが、その前から電車が走ってた、と言うことでした。
こうして今回の旅は終わりました。
訪ねた三寺ともこじんまりとした、一般の観光客と言われるような方は見受けない、静かな雰囲気のお寺さんです。
私の持ってる「奈良大和路を歩く」と言う本にもこの三寺が入ってました。
またこの本持って奈良を走りたいと思います。
約8時間の旅
走行距離66kmでした。