門司港生まれのB高Diary

Teacupの閉鎖に伴い3月にこちらに引越してきました。
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ほうらい丘ともたて山(坂本ケーブル) 

2014年04月05日 | 索道・ケーブル
比叡山鉄道比叡山鉄道線(坂本ケーブル)に2つある途中駅、もたて山駅ほうらい丘駅を訪ねてきました。
このケーブルカーについては こちら でも取り上げていますが、今回は途中駅周辺の様子を紹介します。

まずはもたて山駅です。



ここは坂本駅から乗車すること10分ほど、延暦寺駅のすぐ下の急勾配の途中にあります。
この駅には、山道を10分ほど行った先に平安時代の歌人紀貫之のお墓があります。




ここまではずっと道標があるので、難なく来ることができますが、坪尻駅からの木屋床集落訪問のようにまたもや山坂道を行くとは考えもつきませんでした。



このお墓より少し手前にもたて山見晴台があるのですが、木々が大きく見晴台と言うものでもありません。



往復20分あまりのハイキングをし、駅に戻り、延暦寺駅に向かいます。







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そうそう、先にお知らせしておかなくてはいけません。
この坂本ケーブルは基本的に坂本駅~延暦寺駅の直行で、途中の2駅は通過します。よってこの2駅で下車したいときは、乗車の際に駅係員に申告する必要があります。
また下車した駅から乗車したい時は、2駅に備え付けのインターホンで、駅係員に乗りたい時間のケーブルを停車させてもらう必要があるので、以下のように伝えます。
“もたて山ですが、○時○分の延暦寺行きの乗りたいので停車お願いします”

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そんな訳で、30分後の延暦寺駅行の停車依頼をし延暦寺駅に到着です。



今回は比叡山延暦寺に向かわない為、琵琶湖方面の景色を眺めただけで次発のケーブルでほうらい丘に向かいます。

延暦寺駅から先ほど訪ねたもたて山駅を過ぎ、9分ほどでほうらい丘駅に到着です。



まずはこの駅に降り立つと、この山の中には不釣り合いな運動部員の大きな声が聞こえます。
よく見ると、砂防ダムの向こう側はグランドになっているようで、帰って調べるとケーブル坂本駅のそばにある比叡山高校の第2グランドのようで、聞こえた声はこの学校の生徒たちだったようです。
でもこのグランドへはこの駅から行くことはできないので、どんな感じなのかは定かではありません。

このほうらい丘駅には、霊窟の石仏(蓬莱丘地蔵尊)と言われる石仏が安置されているのと、少し先の斜面に多くの石仏群があります。
霊窟の石仏は、ケーブル敷設時に発掘された石仏を安置するために造られたようです。





この後、周辺を少し歩いてみますが、もたて山駅のような道標がないので散策は諦め、30分後のケーブルの停車依頼をして駅構内で待ちます。









しばらくして延暦寺駅から下って来たケーブルカーに乗り、坂本駅に戻って今回のミッションはおしまいです。


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2 コメント

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Unknown (たかはし)
2014-04-12 13:14:54
久しぶりです。
また凄い所に駅がありますね。
普通は降りてみたいとは思わないでしょ。
でも行った気になります。
返信する
Unknown (B高)
2014-04-13 16:05:48
>たかはしさん
ご無沙汰です。

この2駅を訪ねると2時間近く要しますので、ハードルが高いですね。
まあ秘境駅に比べると、難易度もグッと下がりますが。
返信する

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