名古屋~仙台~苫小牧に就航している太平洋フェリーの新造船「いしかり」の船内見学会です。
当初船内見学会は就航すぐの3月19日であったものが、東日本大震災の影響で4か月遅れで開催されたものです。
当日は、あおなみ線野跡駅前ロータリー~フェリー埠頭間で15分毎に運行の貸切バス(交通局)が運行され、車両や交通局スタッフ、フェリー職員の手厚いもてなしでフェリー乗船口に向かいました。
先ずは旅客ターミナル2階から船内へ入ります。
船の大きさは15,000トン級ですので、阪九フェリーの「すおう」「せっつ」あたりと同じクラスとなります。
ここはエントランスで、船内に入る際に必ず通る場所で、どのフェリーも解放感や造形美を競う場所になっています。
ところが残念なことに、6階から7階へ上がる階段(撮影場所は5階、正面及び右階段を上がると6階)が飛び出て、曲線で構成された空間に直線が割り込みまた少し狭くなっています。
(画像左上に写り込んでいる鋭角な上階への階段下部)
そんな小さな所にチェックを入れながら各船室を見て回ります。
◆各お部屋をチェック(混雑回避で一部のみ)
◆レストラン「サントリーニ」
◆プロムナード
◆大浴場
画像はこれくらいにしておきます。
この船は、名古屋~仙台~苫小牧を航行する事から船中2泊となります。
よって、完全個室の特等や1等船室が多く設定されているのが特徴で、他のフェリーで見られる純粋な2等船室(いわゆる雑魚寝)が極端に少なくなっています。
しかしながら特等、1等と言えども2等との運賃格差は他の船ほど極端ではなく、気軽にこれらの個室が利用できるように感じました。
船に限った事ではないですが、新造船はやはりいいですね。
いつかは、この船で優雅な船旅をし北海道へ行ってみたいと思っています。