9月に入り、関東地区はぐっと寒くなり、当地・横浜でも10月中旬の気温まで下がっている。
この春にコブシが咲き誇っていた街路(→こちらの弊ブログ)を、8月末に歩いていたところ、不思議なものに気が付いた。
今年3月、咲き誇るコブシの花:
今回、見つけたのは、コブシの果実だ。
和名・コブシ(辛夷)の由来は諸説あるようだが、写真のように、果実(集合果)の形が、「握りこぶし(拳)」のようにゴツゴツしているところから名付けられたという。コブシだなんて、変な名前だな~と思っていたのですが、これを見て、なるほど、と納得した。
和名・コブシが英名・学名となっている。→こちらのWikipedia
秋に赤く熟した果実が開裂し、中から赤い種子が顔を出している。また、既に黒くなっているのもあった。この赤い種子が白い糸のようなもので吊り下げられるようになる(→こちらの写真)のはもう少し先のようだ。
コブシの実は一見醜いが、これが落下し、やがて春になると新しい世代が生まれ、薫り高い美しい花を咲かせて、人の心を癒してくれます。「辛夷」の語には、このような深い意味合いが含めらているようです。→こちらのサイト
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