勘太郎爺奮闘記

滞在合計26ケ国、21年の海外生活が終りました
振り返りながら 日々の生活も綴ります

1991年オランダ・ベルギーの旅 その1

2017-12-22 | 風景・地形2

インドから帰国後、間もない頃、オランダの会社からご指名を受け、打ち合わせに出かけた。

1977年に初めてオランダに来て以来、その間、何回か来ているが、今回は、オランダ南部のマーストリヒト(Maastrich)のホテルに滞在した。

 

古い町ですが、観光都市でもあります。三銃士のダルタニアンが亡くなった街でもあり、戦時中、レンブラントの名画「夜警」がドイツの空襲をさけて、街はずれの洞窟に避難していた街でもあります。

 

曲がりくねって流れるマース川に沿ってベルギーとの国境に接するマーストリヒト(Maastricht=マース川を渡るという意味)の歴史は、紀元前50年頃のローマ時代まで遡ります。聖セルファ-ス橋(St.Servaasbrug)は13世紀に作られたオランダ最古の石橋の1つ。この橋には信号が着いていて、タンカーの様な大きい船が通る時に、通路にあたる鉄橋が競り上がる様になっています。     

マーストリヒトの中心部地図 (:現在の地図→こちら

 

 

13世紀に作られたオランダ最古の聖セルファ-ス(St.Servaasburg)橋

 

橋を渡り、突き当りを右に行くと、観光案内所(VVV)がある。VVV前を曲がらずに、真っ直ぐ細い道を約100m北に向かうと、Markt(マルクト)広場がひろがる。中央には17世紀に建てられた市庁舎が建ち、周りにはレストラン、ホテル、銀行などが並ぶ。通常は駐車場に使われているが、木・金曜日には市がたつ。また、日曜日にはイベントなどでにぎわっている。ここに出る屋台を覗いたり、Haring(ヘリング)のブローチェ(オランダ風サンドウィッチ)を買って食べたり、観光の一つの楽しみでもある。

(現在は、近くに、地下駐車場ができ、地下ショッピング街もできている

 

17世紀に建てられた市庁舎

 

市庁舎横のバス停

 

フライトホフ(Vrijthof)広場のレストラン

 

 

 

川に面した城壁

 

 

 

 

ヘルポート(地獄門)横の城壁

 

 

実はこの街に、後日(約20年後)、約1年住むことになったのですが、この折は、そんなことは想像もつかなかった。

(詳細は追って綴ります)

 

 

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