インドから帰国後、間もない頃、オランダの会社からご指名を受け、打ち合わせに出かけた。
1977年に初めてオランダに来て以来、その間、何回か来ているが、今回は、オランダ南部のマーストリヒト(Maastrich)のホテルに滞在した。
古い町ですが、観光都市でもあります。三銃士のダルタニアンが亡くなった街でもあり、戦時中、レンブラントの名画「夜警」がドイツの空襲をさけて、街はずれの洞窟に避難していた街でもあります。
曲がりくねって流れるマース川に沿ってベルギーとの国境に接するマーストリヒト(Maastricht=マース川を渡るという意味)の歴史は、紀元前50年頃のローマ時代まで遡ります。聖セルファ-ス橋(St.Servaasbrug)は13世紀に作られたオランダ最古の石橋の1つ。この橋には信号が着いていて、タンカーの様な大きい船が通る時に、通路にあたる鉄橋が競り上がる様になっています。
マーストリヒトの中心部地図 (:現在の地図→こちら)
13世紀に作られたオランダ最古の聖セルファ-ス(St.Servaasburg)橋
橋を渡り、突き当りを右に行くと、観光案内所(VVV)がある。VVV前を曲がらずに、真っ直ぐ細い道を約100m北に向かうと、Markt(マルクト)広場がひろがる。中央には17世紀に建てられた市庁舎が建ち、周りにはレストラン、ホテル、銀行などが並ぶ。通常は駐車場に使われているが、木・金曜日には市がたつ。また、日曜日にはイベントなどでにぎわっている。ここに出る屋台を覗いたり、Haring(ヘリング)のブローチェ(オランダ風サンドウィッチ)を買って食べたり、観光の一つの楽しみでもある。
(現在は、近くに、地下駐車場ができ、地下ショッピング街もできている
17世紀に建てられた市庁舎
市庁舎横のバス停
フライトホフ(Vrijthof)広場のレストラン
川に面した城壁
ヘルポート(地獄門)横の城壁
実はこの街に、後日(約20年後)、約1年住むことになったのですが、この折は、そんなことは想像もつかなかった。
(詳細は追って綴ります)
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