長江流域の豪雨の影響で三峡ダムの水位上昇による危険性と長江下流の洪水の危険性のニュースが流れており、かって長江下流の南京に住んでいたので、気になっている。→こちらなどのニュース
三峡ダムからずっと下流に位置する南京でも、すでに長江沿いの地域ではすでに水位が上がり、水没している地域が出ているようだ。例えば、長江大橋近くのフェリー乗り場付近、オリンピック競技場がある地域など→こちらなどのニュース
南京の長江大橋 及び、橋のたもとの船着き場(水が溢れている):
長江三峡と言えば、2016年に国慶節の休みを利用して、長江三峡のクルーズを楽しんできたと、同僚がうれしそうに話していたことを思い出した。
三国志の張飛でも有名な、李白の詩「両岸の猿声(えんせい)啼いてやまざるに、軽舟(けいしゅう)すでに過ぐ万重(ばんちょう)の山」(兩岸猿聲啼不住、輕舟已過萬重山)でも有名な、「白帝城」は三峡ダムができた為、水面が上がり、今は水に浮かぶ城となっている。さらに水面が上がり、今はどうなっているのだろう?
Google Earthから「白帝城景勝区」の映像
Google Earthから三峡ダムの映像
下記の写真は同僚から受領した写真:
「瞿塘峡 」(くとうきょう 中国語読み:Qūtang Xia)は三峡(巫峡(ふきょう)、西陵峡(せいりょうきょう))のもっとも上流にあり、白帝城から、東は重慶市巫山県の大溪鎮までの区間である。四川盆地の東部では、東西方向に伸びる細長い褶曲山脈が多数平行に走っているが、その山脈のうち高さ1,000mを超える一本を長江本流が北西から東南へ貫通するところが瞿塘峡である。
瞿塘峡は中国の10元紙幣の裏側に図柄としても使われている名所。
全長は8kmと三峡の他の峡谷に比べると際立って短いが、その川幅は三峡の中で最も狭く、風景の雄大さは三峡の中でも際立っている
夔門(きもん 中国語読み:Kuimen)とは、赤甲・白塩の両山に囲まれた門のような部分のことで、白帝城から瞿塘峡を眺める位置が、「夔門天下雄」としてその雄大さは称えられていて観光名所となっている。
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