札幌の舘野泉さんのファンクラブができて今年で20年を迎える。ここ札幌のファンクラブでは今「設立20周年記念号」を発行しようと準備中である。 私はこの設立時の事務局をしていたので「是非設立当時のことを書いてください」と昨年の11月から原稿を依頼されていたが、昨日からようやく書き始めた。 当時のことを思い出そうと私は舘野さんが両手で演奏された最後のCD「ひまわりの海」を聞きながら書いている。 この「ひまわりの海」はセヴラック-近代フランス作曲家-のピアノ曲である。ドビュッシーは彼の作品を「とても素敵な香りのする音楽」と評していた。 舘野さんは脳溢血で倒れられた時、ずっとこのセヴラックのピアノ曲が耳元でなり続けていたという。 原稿ももう少しで書き終える。頑張らなくちゃ!!