先日(11/5)世界遺産のことについてこのブログでご紹介した。
タイムリ-なことに2日ほど前、フィンランド航空からDMが届いた。その中にフィンランド世界遺産の一つ ”ヴェルラ砕木、板紙工場” のことが紹介されていたので、ここでもご紹介しましょう。
この”ヴェルラ砕木、板紙工場”は1996年にユネスコ世界遺産に登録された。当時の板紙製造の過程が明確に分かるほど、工場の保存状態が優れていたということが理由。現在は博物館となり、ガイド付きで館内を見学することができる。開館は5月~9月まで。冬季間は閉鎖される。
製紙業はフィンランドの豊かな森林に支えられ発展した初期産業のひとつ。ヘルシンキから北へ約120km、森と湖に囲まれた田舎町ヴェルラに小さな製紙工場が建設されたのは1872年のこと。しかし4年後の火事で工場は消失。文献ではオ-ストリアのクウサンコスキ社に譲渡された1882年をもって”ヴェルラ砕木、板紙工場”の創設とされることが多い。
