カンテレあんさんぶる

親友の思い出

9月29日に故郷の母校で”創立100周年記念事業”があり3泊4日でお里帰りをして来ました。

故郷での同窓会は今まで出席したことがなかったけれど今回思い切って参加してみました。
幹事に問い合わせをすれば誰が出席するか事前に分かるのだけれど敢えてそれをしませんでした。誰が来るんだろうとワクワクしながら行きましたよ。

そしたらそこに本当に思いがけない人が東京から参加していました。

私は高校生の頃、親友が二人いました。高校を卒業してそれぞれの道を歩むべくSさんは東京の大学へ。Hさんは専門学校を卒業してカルフォルニアへ行きました。
でももうこの二人は今から6年ほど前に天国へ旅立ってしまいました。
Sさんは胃ガンで、Hさんは肺ガンでした。

Sさんとは彼女が亡くなる前の年まで毎年会っていました。

私がフィンランドのカンテレキャンプに参加するようになった11年前はフィンランド航空は成田空港からしか飛んでいませんでした。それで出発時刻がいつも11時前後で前泊しなければ間に合わず東京で1泊していました。
その前泊をいつもSさんのお宅に泊めて頂いていたのです。

彼女の口から”私、ガンなの”と打ち明けられた時はとてもショックでした。
そして彼女は闘病しながらもいつも明るく振舞っていました。
彼女が亡くなった時、連絡を受けたけれど私はその時東京まで行くことが出来ませんでした。6年経った今でも時々思い出すことがあります。
その彼女のご主人が出席していたのでした(Sさんのご主人は同期生でした)
私はずっとお葬式に行くことが出来なかったことを悔やんでいたので、すぐに彼の所へ行って”あの時お葬式に行けなくてごめんなさい”とお詫びをしました。そして彼女の話をしだしたら私は胸が一杯で涙が溢れて来て止まりませんでした。

私はお詫びを言うことが出来てホッとしました。

Sさんは6年前の11月に、Hさんはそれから3カ月後にSさんの後を追うように天国へ旅立ってしまいました。

きっと天国で私のうわさ話をしているかもしれないなあwink
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