【ノーベル賞】大隅さん発見「オートファジー」 少年ジャンプ漫画・トリコの解説が「正確」と学者絶賛
<逆転の発想>
以下は私が算数の授業で行う定番の課題問です
(例問:サッカーの大会で、ABCDの4チームがトーナメント方式で1位を選ぶには、全部で何試合行われますか?)
[例解:A対B…(1)、C対D…(2)、それぞれの勝者同士…(3)、の計3試合]
それでは、問題が「ABCDEFGHの8チーム」となると…A対B,C対D,……と力任せに数えると7試合ですね。しかし、それでは算数や数学らしくありません。数学は「サボる」計算方法を考える手段とも言えます。この場合、1回戦は4試合、2回戦は2試合、そして決勝は1試合なので、4+2+1=7と考えるのが数列計算を生かせそうですね。しかし、9チーム参加となるとどうでしょうか?途端に難しくなりますね。いっそのこと100チームならどうでしょうか?もうここまでくるとコンピューターの手を借りることになりそうですが…しかし、子どもたちはたとえ1年生でも簡単に解いてしまう子が10人に1人くらい居ます。つまり、担任したクラスには必ずと言って良いほどやんちゃな子どもの中で2、3人が即答しました。「簡単じゃん、9チームなら8試合、100チームなら99試合やればいいよ。だって、優勝したチーム以外は1回負けたら終わりじゃん!」
そうです。「勝つ」ことばかりに注目すると複雑になります。「負け」の視点に立つとすっきり分かります。実は今回の大隈博士のノーベル賞獲得のポイントはこの「負け」の視点です。博士は、膨大な研究サンプルを調べるにあたって、オートファジーしている検体よりも、それができない検体を調べることによりその手間を大幅に減らしました。この逆転の発想が無ければ、この研究方法は中途で挫折せざるを得ません。
(さきほどの算数の問題、簡単に解けた貴方、ノーベル賞おめでとうございますw)
<逆転の発想>
以下は私が算数の授業で行う定番の課題問です
(例問:サッカーの大会で、ABCDの4チームがトーナメント方式で1位を選ぶには、全部で何試合行われますか?)
[例解:A対B…(1)、C対D…(2)、それぞれの勝者同士…(3)、の計3試合]
それでは、問題が「ABCDEFGHの8チーム」となると…A対B,C対D,……と力任せに数えると7試合ですね。しかし、それでは算数や数学らしくありません。数学は「サボる」計算方法を考える手段とも言えます。この場合、1回戦は4試合、2回戦は2試合、そして決勝は1試合なので、4+2+1=7と考えるのが数列計算を生かせそうですね。しかし、9チーム参加となるとどうでしょうか?途端に難しくなりますね。いっそのこと100チームならどうでしょうか?もうここまでくるとコンピューターの手を借りることになりそうですが…しかし、子どもたちはたとえ1年生でも簡単に解いてしまう子が10人に1人くらい居ます。つまり、担任したクラスには必ずと言って良いほどやんちゃな子どもの中で2、3人が即答しました。「簡単じゃん、9チームなら8試合、100チームなら99試合やればいいよ。だって、優勝したチーム以外は1回負けたら終わりじゃん!」
そうです。「勝つ」ことばかりに注目すると複雑になります。「負け」の視点に立つとすっきり分かります。実は今回の大隈博士のノーベル賞獲得のポイントはこの「負け」の視点です。博士は、膨大な研究サンプルを調べるにあたって、オートファジーしている検体よりも、それができない検体を調べることによりその手間を大幅に減らしました。この逆転の発想が無ければ、この研究方法は中途で挫折せざるを得ません。
(さきほどの算数の問題、簡単に解けた貴方、ノーベル賞おめでとうございますw)
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