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レジリエンス(resilience)は、元々はストレス(stress)とともに物理学の用語であった。
ストレスは「外力による歪み」を意味し、レジリエンスはそれに対して「外力による歪みを跳ね返す力」として使われ始め、精神医学では、ボナノ(Bonanno,G.)が2004年に述べた「極度の不利な状況に直面しても、正常な平衡状態を維持することができる能力」という定義が用いられることが多い。
ばい・うぃきさん
物理学用語としてのストレスというのはネガティブな意味は無いんですね。
ただの反応のことですもんね。
心理学用語に取り入れられた時点で、苦痛、苦悩、というネガティブな反応に限定されたようです。
さらには、ストレッサー、つまり刺激ですね、があった瞬間にストレス反応は出ますから、ここも、ごちゃ混ぜになって、しかもプレッシャーの意味が強くなっています。
単なる刺激じゃ無くて、重圧。
だから普通使ってるストレスっていうのは重圧と、それに対する苦痛、苦悩、ってことになるんでしょう。
ストレスは無かったら生きていけない、という言い方もされます。
この時のストレスは、だから、心理学用語としてでは無く、物理学用語の方に戻っているんでしょうね。
しかも、この場合は、どちらかと言うとストレスでは無く、ストレッサーのことになっているようです。
刺激による反応では無く、刺激そのものを言っていますよね。
ややこしい。
でね、考えていくと、ストレスって受け止める側がどう感じるか、っていうだけの話になっていきます。
ハラスメントと一緒です。
同じ行為でも、してくる人によって、タイミングによって受け止め方が変わる。
ハラスメントになるかどうかも、ストレスになるかどうかも、全ては、どう受け止めるかってことになっちゃいます。
心理学用語にするのか、物理学用語にするのかは本人次第という。
で、本題はレジリエンスでして。
身体においては、刺激があったら歪む、歪んだら戻ろうとする、というのは、ひとつの流れなんですよね。
途中で止まることはありません。
そんなレジリエンスのお話をしようと思います。
これ、使いそびれると大変ですよ、ということで。
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